ダマスカス郊外県では、SANA(3月12日付)によると、シリア軍が東グータ地方でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦、アフタリース村を完全制圧した。
またシリア軍のフィラース・イブラーヒーム大佐は、アフタリース市内で化学兵器製造工場を発見したと発表した。
イブラーヒーム大佐によると、この工場で「シリア軍が化学兵器を使用したとの嫌疑をかけるための準備が行われていた」と断じた。
一方シリア軍は、11日に解放したマディーラー市に留まっていた住民がジスリーン町・ムライハ市間とワーフィディーン・ゴラン高原難民キャンプに設置された人道回廊を経由して仮設居住センターに移動するための安全を確保した。
これに対して、東グータ地方で活動を続ける反体制武装集団はジャルマーナー市を砲撃した。
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ダルアー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(3月12日付)によると、シリア軍が県東部のヒラーク市、ブスル・ハリール市、スーラ町、西ガーリヤ村を爆撃した。
一方、SANA(3月12日付)によると、ダマスカス郊外県東グータ地方で活動を続ける反体制武装集団が撃った迫撃砲弾がカッバース地区に着弾した。
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ダルアー県では、SANA(3月12日付)によると、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団がダルアー市の中心街を砲撃し、1人が負傷した。
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ハサカ県では、SANA(3月12日付)によると、カーミシュリー市の西部地区で、爆弾が爆発した。
死傷者はなかった。
AFP, March 12, 2018、ANHA, March 12, 2018、AP, March 12, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 12, 2018、al-Hayat, March 13, 2018、Reuters, March 12, 2018、SANA, March 12, 2018、UPI, March 12, 2018などをもとに作成。
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