2014年2月20日のシリア情勢:諸外国の動き
ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は、欧米諸国が採決をめざすシリアへの人道支援物資搬入に関する安保理決議案に関して、訪問中のイラクで記者団に対し「人道支援搬入に関する姿勢は我々がシリア政府など何らかの国の政府を満足させた … Read More
ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は、欧米諸国が採決をめざすシリアへの人道支援物資搬入に関する安保理決議案に関して、訪問中のイラクで記者団に対し「人道支援搬入に関する姿勢は我々がシリア政府など何らかの国の政府を満足させた … Read More
イラク国防省は、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)を含むアル=カーイダ戦闘員を捕捉、ないしは殺害した者に報奨金を与えると告知した。 報奨金はダーイシュなどアル=カーイダの戦闘員を殺害した場合は、1人につき2,0 … Read More
軍事裁判所のサクル・サクル長官は19日にベイルート南部郊外で発生した同時自爆テロに関して、DNA鑑定の結果、容疑者の1人を特定したと発表した。 DNA鑑定で特定された容疑者は、ニダール・ムガイヤル氏(パレスチナ人)で、犯 … Read More
ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、「国民和解」が実現したバービッラー市で、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)戦闘員が市庁舎に掲げられたシリア国旗を引きずり下ろして焼き払った。 しかし、政権との停戦 … Read More
バアス党シリア地域指導部機関紙(日刊紙)『サウラ』(2月20日付)は社説で、米国が反体制武装集団を教練し、シリア南部に投入しようとしているとの情報に関して、ヨルダン政府が荷担しようとしているとの話を聞くとしたうえで、「火 … Read More
ダマスカス郊外県東グータ地方で活動するジハード主義武装集団や地元評議会は共同声明を出し、政権とのいかなる休戦をも望んでいないとしたうえで、政権とのいかなる交渉も拒否すると発表した。 共同声明に署名しているのは、ムライハ地 … Read More
シリア日刊紙『ワタン』(2月19日付)は、シリアの刑事裁判所(ダマスカス第1刑事裁判所)が、レバノンのラフィーク・ハリーリー元首相暗殺事件におけるいわゆる「偽証人」2人に懲役禁固刑を宣告したと報じた。 有罪となったのは、 … Read More
ハサン・ロウハーニー大統領は、テヘラン訪問中のムハンマド・ジハード・ラッハーム人民議会議長と会談し、二国間関係などについて協議した。 SANA(2月19日付)によると、ロウハーニー大統領は会談で、シリア政府によるテロとの … Read More
イラキー・ニュース(2月19日付)は、治安筋の話として、バービル県北部のジュルフ・シャーキル地方ファーリスィーヤ地区で治安部隊がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)戦闘員5人を殺害、10人を逮捕した。 AFP, … Read More
ベイルート県南部郊外(ダーヒヤ)のビイル・ハサン地区のイラン文化センター近くで、爆弾を積んだ車2台が相次いで自爆し、保健省によると少なくとも6人が死亡、129人が負傷した。 二つの爆発現場の距離は100メートルたらずで、 … Read More
ヒムス県では、タラール・バラーズィー県知事がAFP(2月19日付)に対して、ヒムス市旧市街(ディーワーン地区、ハミーディーヤ地区)から新たに11人の市民が退避したことを明らかにした。 バラーズィー県知事によると、市民の退 … Read More
SANA(2月19日付)によると、ダマスカス郊外県サイイダ・ザイナブ町で軍による「テロとの戦い」支持を訴えるデモが行われ、同市、バフダリーヤ村、フサイニーヤ町、ヒルバト・ワルド市、パレスチナ難民キャンプの住民ら数千人が参 … Read More
西クルディスタン移行期民政局ジャズィーラ地区の渉外関係委員会(外務省に相当)の使節団は、イラク・クルディスタン地域のスライマーニーヤ市を訪問し、イラク・クルド民主党以外の代表と会談したと発表するとともに、クルディスタン自 … Read More
自由シリア軍参謀委員会(最高軍事評議会)は、シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・ウワイヤーン・ジャルバー議長、アスアド・ムスタファー暫定政府国防大臣出席のもとに会合(場所は不明)を開き、アブドゥルイラーフ・バシール准 … Read More
AFP(2月18日付)は、シリア政府、反体制勢力の複数の消息筋の話として、米国など西側諸国が1年以上にわたってヨルダンで反体制武装集団数千人の教練を行っており、彼らが近く、ダマスカス郊外県での作戦に投入されるだろう、と報 … Read More
国防省は声明を出し、アンバール県ラマーディー市ブー・スィヤーブ地区で軍がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)メンバー17人を殺害したと発表した。 また合同作戦司令部も声明を出し、アフガニスタン人戦闘員、シリア人戦 … Read More
レバノン軍は声明を出し、ベカーア県バアルベック郡の対シリア国境に位置するバッザーリーヤ村郊外などにシリア領内から発射されたロケット弾複数発が着弾した。 これに関して、マナール・チャンネル(2月18日付)は、ロケット弾がシ … Read More
ロイター通信(2月18日付)などは、休戦(政権が言うところの「国民和解」)が実現したダマスカス郊外県バービッラー市で、軍の将兵と反体制武装集団の戦闘員が笑顔で握手を交わし、懇談する写真などを配信した。 これらの写真は、欧 … Read More
SANA(2月18日付)によると、ヒムス市ザフラー地区、アルメニア地区、ハサカ市、ハマー市パレスチナ難民キャンプで、軍によるテロ掃討作戦支持、マアーン村での住民虐殺抗議を訴えるデモが行われ、多数の市民が参加した。 ** … Read More
イドリブ県などで活動する複数の武装集団がビデオ声明を出し、「シャーム軍」を結成したと発表した。 「シャーム軍」に参加したのは、ダーウド旅団(ハッサーン・アッブード)、真実の剣旅団、アンサール・アッラー旅団、オリエントの鷹 … Read More
アレッポ・シャリーア委員会は声明を出し、1993~1995年生まれの男性がアレッポ市のカラージュ・ハジュズ通行所を経由し、シリア政府支配地域に入り、投降することを禁じると発表した。 Kull-na Shuraka’, F … Read More
アレッポ県アターリブ市では、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)撤退を受けて同村の自治を担うようになったシリア建設連合が、ダーイシュ戦闘員などの落書きを消去した。 クッルナー・シュラカー(2月17日付)が伝えた。 … Read More
ジョン・ケリー米国務長官は訪問先のインドネシアの首都ジャカルタでシリア情勢に関して「ロシアの武器援助、資金援助がアサドを強気にさせているのだ」とロシアを名指しで批判した。 またジュネーブ2会議の事実上の決裂について、ケリ … Read More
イラキー・ニュース(2月17日付)は、治安筋の話として、イラク空軍がアンバール県の対シリア国境を空爆し、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の車輌20輌を破壊、戦闘員14人を殲滅したと報じた。 またラマーディー市 … Read More
UNHCRはレバノン国内にいるシリア人避難民の数が92万7,638人に達していると発表した。 このうち87万9,907人が難民登録を終え、のこる4万7,731人が登録申請中だという。 AFP, February 17, … Read More
ダマスカス郊外県のフサイン・マフルーフ知事はバービッラー市の裁判所前で記者団に対し、市民の献身的な努力と、軍、国防隊との真の協力関係のもと、同市、バイト・サフム市、ヤルダー市などで国民和解が実現したと発表、同地住民に対し … Read More
SANA(2月17日付)によると、ダマスカス郊外県アシュラフィーヤト・サフナーヤー市郊外にあるバーリダ地区の3月8日広場で、軍による「テロとの戦い」を支持するデモが行われ、同地区およびその周辺地区の住民数千人が参加した。 … Read More
自由シリア軍参謀委員会報道官のカースィム・サアドッディーン大佐は、サリーム・イドリース参謀長解任に関して、アラビーア・チャンネル(2月16日付)に、2013年12月の対トルコ国境地域の武器庫に対するイスラーム戦線の襲撃を … Read More
スライマーン・アッバース石油資源鉱物大臣は、2011年3月以来続く紛争によって、シリアの石油生産量が4%にまで落ち込んだと述べた。 アッバース石油資源大臣によると、38万5,000バレル/日だった生産量は、14,000バ … Read More
ハラブ・ニュース(2月16日付)によると、アレッポ市フライターン市で、ムジャーヒディーン軍とバドル殉教者旅団が同市およびアルド・マッラーフ地区一帯での停戦に関して合意した。 停戦合意は、ムジャーヒディーン軍のアブドゥルカ … Read More