イドリブ県では、国民解放戦線に所属するナスル軍が特攻自爆(インギマーシー)攻撃を行い、シリア軍兵士を殺害(2024年1月10日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と「決戦」作戦司令室がザーウィヤ山地方のファターティラ村一帯で激しく交戦し、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるファッティーラ村、フライフィル村、ハルーバ村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、国民解放戦線に所属するナスル軍のメンバー複数人がファターティラ村一帯に展開するシリア軍の陣地や拠点に対して特攻自爆(インギマーシー)攻撃を行い、シリア軍兵士2人を殺害した。

シャーム解放機構の軍事広報局がテレグラムを通じて発表したところによると、殺害されたシリア軍兵士は少なくとも5人。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるガーブ平原のアンカーウィー村を砲撃した。

AFP, January 10, 2024、ANHA, January 10, 2024、‘Inab Baladi, January 10, 2024、Reuters, January 10, 2024、SANA, January 10, 2024、SOHR, January 10, 2024などをもとに作成。

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