ヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長はマヤーディーン・チャンネル(1月15日付)の単独インタビューに応じ(http://www.almayadeen.net/ar/news/lebanon-nTCX90g_DkKC0aQhATmO3A/السيد-نصرالله-للميادين–صاروخ–فاتح-110–طراز-قديم-مقارنة-بم)、シリア領内(とりわけクナイトラ県ゴラン高原一帯)へのイスラエルによる再三の越境空爆に関して、「シリアに対する敵対行為が何らの報復もなく済まされるなどと誰も約束していない。これ(報復)はレジスタンス枢軸の権利であり、シリアだけの権利ではない」と述べた。
ナスルッラー書記長はまた「いつこの権利を行使するのか? それは考慮されるべき諸基準に準じる」と付言、ヒズブッラーがイスラエルへの攻撃を行う可能性を示唆した。
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NNA(1月15日付)によると、ベカーア県バアルベック市郊外で、シリア人避難民1人が凍死した。
AFP, January 15, 2015、AP, January 15, 2015、ARA News, January 15, 2015、Champress, January 15, 2015、al-Hayat, January 16, 2015、Iraqi News, January 15, 2015、Kull-na Shuraka’, January 15, 2015、al-Mada Press, January 15, 2015、Naharnet, January 15, 2015、NNA, January 15, 2015、Qanat al-Mayadin, January 15, 2015、Reuters, January 15, 2015、SANA, January 15, 2015、UPI, January 15, 2015などをもとに作成。
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