ヒムス県、ダイル・ザウル県などでシリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦(2015年2月18日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シャーイル・ガス採掘所周辺で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

一方、SANA(2月18日付)によると、ラッフーム村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

**

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル市工業地区で、シリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦した。

またダーイシュはムッラート村住民に対して、拳銃350丁を引き渡すよう要求した。

**

アレッポ県では、ARA News(2月18日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊を中心とする部隊は、ダーイシュ(イスラーム国)が占拠するジャラーブルス市、バイヤーダ村に対して砲撃を加えた。

**

ハサカ県では、ARA News(2月19日付)によると、シリア軍が、ダーイシュ(イスラーム国)が占拠しているシャッダーディー市を砲撃した。

**

『ハヤート』(2月19日付)によると、米国など有志連合は、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点に対して14回、シリア領内に2回の空爆を行った。

AFP, February 18, 2015、AP, February 18, 2015、ARA News, February 18, 2015、February 18, 2015、Champress, February 18, 2015、al-Hayat, February 19, 2015、Iraqi News, February 18, 2015、Kull-na Shuraka’, February 18, 2015、al-Mada Press, February 18, 2015、Naharnet, February 18, 2015、NNA, February 18, 2015、Reuters, February 18, 2015、SANA, February 18, 2015、UPI, February 18, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.