シリア・ステップス(7月22日付)は、テロ裁判所(ダマスカス)が、ジャズィーラ・チャンネルの名物司会者ファイサル・カースィム氏、シリア革命反体制勢力国民連立の指導者の一人ミシェル・キールー氏ら5人に対して死刑判決を下した、と伝えた。
死刑判決が下されたのは、カースィム氏、キールー氏のほか、元人民議会議員で反体制活動家のムハンマド・ハバシュ氏、カタール在住のエジプト人でジャズィーラ・チャンネルで宗教番組を持つユースフ・カラダーウィー氏、サウジアラビア在住でシリア人反体制シャイフのアドナーン・アルウール氏。
テロ裁判所は、シリア人の分断を目的として宗派主義的な煽動を行い、武装テロ活動に資金を提供し、数千人の無垢の市民や兵士を死に至らしめた、と断定、刑法第297条の内乱罪にあたるとして、5人を死刑に処すとともに、市民権、財産を没収するとの判決を下すとともに、関係各省、当局に対して、5人の財産を国庫に納めるよう指示した。
AFP, July 22, 2015、AP, July 22, 2015、ARA News, July 22, 2015、Champress, July 22, 2015、al-Hayat, July 23, 2015、Iraqi News, July 22, 2015、Kull-na Shuraka’, July 22, 2015、al-Mada Press, July 22, 2015、Naharnet, July 22, 2015、NNA, July 22, 2015、Reuters, July 22, 2015、SANA, July 22, 2015、Syria Steps, July 22, 2015、UPI, July 22, 2015などをもとに作成。
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