スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表がシリアを訪問し、ダマスカスでワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣と会談した。
SANA(7月23日付)によると、会談でデミストゥラ共同特別代表は、シリア訪問に先立って行われた各国訪問での成果や進捗をムアッリム外務在外居住者大臣に伝えた。
これに対して、ムアッリム外務在外居住者大臣は、シリア国内の状況を説明するとともに、デミストゥラ共同特別代表への協力の意思を改めて表明した。
同時に、シリアがテロ根絶を最優先とみなしていることを強調するとともに、国連安保理の枠組みのなかで「テロとの戦い」に向けた地域的な取り組むことを提案したロシアのヴラジミール・プーチン大統領のイニシアチブを支持していると付言した。
会談には、ファイサル・ミクダード外務在外居住者副大臣、アフマド・アルヌース外務在外居住者省次官らが同席した。
AFP, July 23, 2015、AP, July 23, 2015、ARA News, July 23, 2015、Champress, July 23, 2015、al-Hayat, July 24, 2015、Iraqi News, July 23, 2015、Kull-na Shuraka’, July 23, 2015、al-Mada Press, July 23, 2015、Naharnet, July 23, 2015、NNA, July 23, 2015、Reuters, July 23, 2015、SANA, July 23, 2015、UPI, July 23, 2015などをもとに作成。
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