トルコ軍はイラク北部のPKK拠点などに「最大規模の爆撃」を行う一方、シリア北部のダーイシュ(イスラーム国)攻撃は後退(2015年7月29日)

ロイター通信(7月29日付)は、トルコ軍はシリア北部およびイラク北部への空爆を開始して以降最大規模となる空爆をイラク北部に対して行ったと伝えた。

空爆は、イラク北部の6カ所におよび、クルディスタン労働者党(PKK)の避難施設、倉庫などを標的とした。

これに関して、『ハヤート』(7月30日付)は「トルコはPKKに空爆を集中させ、ダーイシュ(イスラーム)への攻撃は減退」との見出しを掲げ、批判的に報じた。

AFP, July 29, 2015、AP, July 29, 2015、ARA News, July 29, 2015、Champress, July 29, 2015、al-Hayat, July 30, 2015、Iraqi News, July 29, 2015、Kull-na Shuraka’, July 29, 2015、al-Mada Press, July 29, 2015、Naharnet, July 29, 2015、NNA, July 29, 2015、Reuters, July 29, 2015、SANA, July 29, 2015、UPI, July 29, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.