ダーイシュ(イスラーム国)は、アレッポ県北部でヌスラ戦線拠点などを自爆攻撃(2015年7月29日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(7月29日付)によると、マーリア市で、自爆ベルトを着用したダーイシュ(イスラーム国)のメンバー2人が自爆し、反体制武装集団戦闘員3人が死亡した。

自爆現場はマーリア市の「市民防衛センター」近くでだったという。

またARA News(7月29日付)によると、イスラーム国は、マンナグ航空基地に近いマーリキーヤ村にあるシャームの民のヌスラ戦線の拠点の一つを爆弾を積んだ車で攻撃し、ヌスラ戦線戦闘員6人が死亡、9人が負傷した。

ダーイシュとヌスラ戦線はまた、ウンム・フーシュ村、スーラーン・アアザーズ町などで交戦したという。

一方、SANA(7月29日付)によると、アレッポ市東部の航空士官学校一帯で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)やシャームの民のヌスラ戦線が占拠を続けるヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ一帯をシリア軍が砲撃した。

一方、アンサール・イスラーム戦線報道官を名乗る活動家が、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ一帯で、同戦線およびパレスチナ・ムジャーヒディーン大隊がPFLP-GCと激しく交戦し、PFLP-GCの拠点などがあるキャンプに隣接するタダームン区のビル複数棟を制圧したと発表した。

クッルナー・シュラカー(7月31日付)が伝えた。

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ハサカ県では、ARA News(7月29日付)によると、シリア軍、国防隊がハサカ市南部のパノラマ交差点一帯、経済学部、土木工学一帯で、ダーイシュ(イスラーム国)との戦闘を続けた。

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ダマスカス郊外県では、SANA(7月29日付)によると、ブカイン村近郊で、ダーイシュ(イスラーム国)を名乗る武装集団のメンバー、ムアーッズ・アブダ氏をシリア軍が殺害した。

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ヒムス県では、SANA(7月29日付)によると、タドムル市郊外のワーディー・アブヤド・ダム一帯、ジャズル・ガス採掘所一帯、タドムル市および北部郊外、ムーザ城一帯、ワーディー・マースィクで、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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米中央軍(CENTCOM)は、7月29日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して31回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は9回におよび、ハサカ市近郊(8回)、ラッカ市近郊(1回)のダーイシュに対して攻撃が行われたという。

AFP, July 29, 2015、AP, July 29, 2015、ARA News, July 29, 2015、Champress, July 29, 2015、al-Hayat, July 30, 2015、Iraqi News, July 29, 2015、Kull-na Shuraka’, July 29, 2015、July 31, 2015、al-Mada Press, July 29, 2015、Naharnet, July 29, 2015、NNA, July 29, 2015、Reuters, July 29, 2015、SANA, July 29, 2015、UPI, July 29, 2015などをもとに作成。

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