ダルアー県で活動する「革命軍」の司令評議会は声明を出し、イスラーム暁師団を吸収統合したと発表した。
革命軍は、南部戦線を主導するヤルムーク軍、ムハージリーン・ワ・アンサール旅団、ムウタッズ軍、ハサン・ブン・アリー旅団が2016年12月に統合して結成された組織。
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ヌアイマ村で活動する反体制武装集団は「自由シリア軍南部戦線」の名で声明を出し、ダルアー県に増派を続けるシリア軍、親政権武装勢力に対峙するため「(整列)ラッス・スフーフ」作戦司令室を設置すると発表した。
スマート・ニュース(6月5日付)によると、同作戦司令室には、ファッルージャト・ハウラーン師団、スンナの獅子師団、革命軍、砲兵連隊、ムウタスィム・ビッラー旅団が参加し、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団からなる「堅固な建造物(ブンヤーン・マルスース)」作戦司令室と連携するという。
AFP, June 3, 2017、AP, June 3, 2017、ARA News, June 3, 2017、Champress, June 3, 2017、al-Hayat, June 4, 2017、Kull-na Shuraka’, June 3, 2017、al-Mada Press, June 3, 2017、Naharnet, June 3, 2017、NNA, June 3, 2017、Reuters, June 3, 2017、SANA, June 3, 2017、SMART News, June 5, 2017、UPI, June 3, 2017などをもとに作成。
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