米主導の有志連合は6月22日、ユーフラテス川以西での爆撃を再開(2017年6月23日)

米中央軍(CENTCOM)は、6月22日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して32回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は28回で、ダイル・ザウル市近郊(1回)、タドムル市近郊(1回)、ラッカ市近郊(19回)で実施された。

**

CENTCOMはまた、6月16日のダイル・ザウル県ブーカマール市に対する空爆で、ダーイシュの幹部の一人で財務担当者だったシリア人、ファウワーズ・ムハンマド・ジュバイル・ラーウィー氏を殺害したことを確認したと発表した。

CENTCOM, June 23, 2017をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.