トルコのエルドアン大統領「ラッカ市解放後にYPGの武器を回収すると言っている米国はトルコを騙して、テロリストと協力している」(2017年6月25日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領はラマダーン月明けのイード・アル=フィトルを記念した祝典で与党公正発展党(AKP)の党員を前に演説、ラッカ市をダーイシュ(イスラーム国)から解放した後に、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊に供与した武器を回収すると誓約した国々は、「トルコを騙している」と述べ、米国を批判した。

エルドアン大統領は「トルコの友人・同盟国はテロリストと協力している…。このテロ組織(人民防衛隊)に供与した武器を回収すると言って、トルコを騙している者たちは、最終的には自分たちの過ちに気づくだろう」と述べた。

ARA News(6月25日付)が伝えた。

ARA News, June 25, 2017

 

AFP, June 25, 2017、AP, June 25, 2017、ARA News, June 25, 2017、Champress, June 25, 2017、al-Hayat, June 26, 2017、Kull-na Shuraka’, June 25, 2017、al-Mada Press, June 25, 2017、Naharnet, June 25, 2017、NNA, June 25, 2017、Reuters, June 25, 2017、SANA, June 25, 2017、UPI, June 25, 2017などをもとに作成。

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