ダマスカス郊外県東部砂漠地帯で米軍の支援を受ける「土地は我らのものだ」作戦司令室がシリア軍拠点を奇襲、SANAはアル=カーイダが襲撃したと伝える(2017年6月26日)

ダマスカス郊外県では、米軍の支援を受ける「土地は我らのものだ」作戦司令室(「ハマード浄化のために我らは馬具を備えし」作戦司令室自由シリア軍砂漠諸派)を主導する東部獅子軍がSNSを通じて発表したところによると、「土地は我らのものだ」作戦司令室が、ビイル・カスブ地区内のラジャム・スライヒー地区のシリア軍・親政権武装勢力を奇襲し、複数拠点を制圧した。

これに関して、SANA(6月26日付)は、シリア軍が県南東部のビイル・カサブ地区内ラジャム・スライヒー地区にある拠点複数カ所を襲撃したシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦、これを撃退したと伝えた。

syria.liveuamap.com, June 26, 2017

 

AFP, June 26, 2017、AP, June 26, 2017、ARA News, June 26, 2017、Champress, June 26, 2017、al-Hayat, June 27, 2017、Kull-na Shuraka’, June 26, 2017、al-Mada Press, June 26, 2017、Naharnet, June 26, 2017、NNA, June 26, 2017、Reuters, June 26, 2017、SANA, June 26, 2017、UPI, June 26, 2017などをもとに作成。

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