クナイトラ県でアル=カーイダ系武装集団の砲撃に合わせるかたちでイスラエル軍無人戦闘機がシリア軍拠点を爆撃(2017年7月4日)

クナイトラ県では、『ハヤート』(7月5日付)が、複数の反体制活動家の話として、イスラエル軍の無人航空機がシリア軍の拠点複数カ所に対して爆撃を行った。

複数の反体制筋によると、イスラエル軍戦闘機がシリア軍拠点に対して行ったと思われる空爆の爆発音が聞こえたという。

この爆発は、同地で活動する反体制武装集団が、シリア政府支配下のバアス市、そしてバアス市とハーン・アルナバ市を結ぶ街道を砲撃した直後に聞こえたという。

クナイトラ県では、アル=カーイダ系組織のシャーム解放機構が「自由シリア軍」諸派とともに「ムハンマド軍」を結成し、シリア軍と戦闘を続けている。

これに対して、シリア軍側は、無人偵察機1機を撃墜したと発表した。


AFP, July 4, 2017、AP, July 4, 2017、ARA News, July 4, 2017、Champress, July 4, 2017、al-Hayat, July 5, 2017、Kull-na Shuraka’, July 4, 2017、al-Mada Press, July 4, 2017、Naharnet, July 4, 2017、NNA, July 4, 2017、Reuters, July 4, 2017、SANA, July 4, 2017、UPI, July 4, 2017などをもとに作成。

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