シリア軍がダマスカス郊外県でラフマーン軍団と交戦(2017年7月10日)

ダマスカス県・ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(7月10日付)によると、シリア軍がジャウバル区一帯、アイン・タルマー村一帯で反体制武装集団(ラフマーン軍団)と交戦、同地を激しく空爆・砲撃した。

シリア軍はまた、ドゥーマー市、カフルバトナー町、ミスラーバー市を砲撃し、複数の民間人が負傷した。

一方、SANA(7月10日付)によると、シリア軍がフライタ村郊外の無人地帯にあるシャーム解放機構の武器庫を空爆し破壊した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がフラーク市一帯、ダルアー市ダム街道地区、マンシヤ地区など中心街を砲撃した。

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アレッポ県では、SANA(7月10日付)によると、反体制武装集団がアレッポ市のハラブ・ジャディーダ地区を砲撃し、5人が死亡した。

AFP, July 10, 2017、AP, July 10, 2017、ARA News, July 10, 2017、Champress, July 10, 2017、al-Hayat, July 11, 2017、Kull-na Shuraka’, July 10, 2017、al-Mada Press, July 10, 2017、Naharnet, July 10, 2017、NNA, July 10, 2017、Reuters, July 10, 2017、SANA, July 10, 2017、UPI, July 10, 2017などをもとに作成。

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