トルコ軍がロジャヴァ支配下のアレッポ県北西部を砲撃(2017年7月14日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍が、西クルディスタン移行期民政局の支配下にある県北西部のハスィーヤ村、シャフバー・ダム一帯を砲撃した。

これに対して、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍は反体制武装集団の拠点都市マーリア市一帯に反撃を行った。

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ラッカ県では、ARA News(7月14日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がラッカ市内のバリード地区、カーディスィーヤ地区、ダルイーヤ地区、旧市街でダーイシュ(イスラーム国)との戦闘を続けた。

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ハサカ県では、SANA(7月14日付)によると、ハサカ市グワイラーン地区と中心街で爆弾が相次いで爆発し、住民7人が負傷した。

アアマーク通信(7月15日付)によると、攻撃はダーイシュ(イスラーム国)によるもので、PKK(クルディスタン労働者党)のメンバー4人を殺害したという。

AFP, July 14, 2017、AP, July 14, 2017、ARA News, July 14, 2017、Champress, July 14, 2017、al-Hayat, July 15, 2017、Kull-na Shuraka’, July 14, 2017、al-Mada Press, July 14, 2017、Naharnet, July 14, 2017、NNA, July 14, 2017、Reuters, July 14, 2017、SANA, July 14, 2017、UPI, July 14, 2017などをもとに作成。

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