ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(7月28日付)によると、米国・ロシアによるシリア南西部での緊張緩和地帯設置にかかる合意を受け、ロシア軍部隊が、シリア軍(第4師団)に代わって、シャーム解放機構が主導する「堅固な建造物」作戦司令室が支配するダルアー市ダルアー・バラド地区(マンシヤ地区)とシリア政府支配下のダルアー市内北部一帯を隔てるサハーリー地区などに、兵力引き離し部隊として展開した。
なおロシア軍は、ダルアー県のカニーヤ村、ダイル・ブフト村、サナマイン市、スワイダー県ムジャイミル村、バルド村一帯にも展開し、検問所を設置している。
AFP, July 28, 2017、AP, July 28, 2017、ARA News, July 28, 2017、Champress, July 28, 2017、al-Hayat, July 29, 2017、Kull-na Shuraka’, July 28, 2017、al-Mada Press, July 28, 2017、Naharnet, July 28, 2017、NNA, July 28, 2017、Reuters, July 28, 2017、SANA, July 28, 2017、UPI, July 28, 2017などをもとに作成。
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