ラフマーン軍団はシリア軍がダマスカス郊外県東グータ地方で有毒ガスを使用したと主張(2017年8月16日)

ダマスカス県・ダマスカス郊外県では、ラフマーン軍団が声明を出し、アイン・タルマー村一帯、ジャウバル区一帯に進攻中のシリア軍が、有毒ガスを使用したと主張した。

この攻撃は、ジャウバル区南部の戦線でのラフマーン軍団によるシリア軍部隊への要撃で、複数の将兵を殺害したことを受けた動きだという。

クッルナー・シュラカー(8月16日付)が伝えた。

Kull-na Shuraka’, August 16, 2017

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍はカフルバトナー町を砲撃したほか、ザマルカー町一帯で反体制武装集団と交戦した。

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ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(8月17日付)によると、シャイフ・マスキーン市北西部郊外でシリア軍が反体制武装集団を要撃、戦闘員3人を殺害した。<br>

AFP, August 16, 2017、AP, August 16, 2017、ARA News, August 16, 2017、Champress, August 16, 2017、al-Hayat, August 17, 2017、Kull-na Shuraka’, August 16, 2017、August 17, 2017、al-Mada Press, August 16, 2017、Naharnet, August 16, 2017、NNA, August 16, 2017、Reuters, August 16, 2017、SANA, August 16, 2017、UPI, August 16, 2017などをもとに作成。

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