所属不明の戦闘機がダルアー県西部にあるダーイシュ系のハーリド・ブン・ワリード軍の拠点を爆撃し、司令官らを殺害(2017年8月17日)

ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(8月17日付)によると、所属不明の戦闘機が県西部のシャジャラ町にあるハーリド・ブン・ワリード軍の拠点を空爆した。

標的となったのは、シャジャラ町内にある電力会社施設で、ハーリド・ブン・ワリード軍は同施設を拠点として使用しており、同地の消息筋によると、司令官(アミール)を務めるワーイル・イード氏(アブー・ティーム・インヒル)を含む戦闘員11人が死亡した。

ハーリド・ブン・ワリード軍はダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓う組織。

AFP, August 17, 2017、AP, August 17, 2017、ARA News, August 17, 2017、Champress, August 17, 2017、al-Hayat, August 18, 2017、Kull-na Shuraka’, August 17, 2017、al-Mada Press, August 17, 2017、Naharnet, August 17, 2017、NNA, August 17, 2017、Reuters, August 17, 2017、SANA, August 17, 2017、UPI, August 17, 2017などをもとに作成。

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