反体制武装集団がダルアー市西部でダーイシュに忠誠を誓うハーリド・ブン・ワリード軍と交戦(2017年8月28日)

ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(8月28日付)によると、反体制武装集団が、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うハーリド・ブン・ワリード軍の支配下にあったジュライン村一帯を制圧した。

シリア人権監視団によると、戦闘は、アシュタラー丘、アドワーン村、サフム・ジャウラーン村一帯でも行われ、反体制武装集団の戦闘員13人以上が死亡、ハーリド・ブン・ワリード軍の戦闘員も8人以上が死亡したという。

反体制武装集団は27日、ダルアー県西部のハーリド・ブン・ワリード軍の拠点制圧を目的とする「ファトフ・フトゥーフ」の戦いの開始を発表していた。

AFP, August 28, 2017、AP, August 28, 2017、ARA News, August 28, 2017、Champress, August 28, 2017、al-Hayat, August 29, 2017、Kull-na Shuraka’, August 28, 2017、al-Mada Press, August 28, 2017、Naharnet, August 28, 2017、NNA, August 28, 2017、Reuters, August 28, 2017、SANA, August 28, 2017、UPI, August 28, 2017などをもとに作成。

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