シャーム解放機構はアスタナ6会議の合意を「解放区をアサド政権の支配下に置くもの」と非難(2017年9月16日)

アル=カーイダ系組織のシャーム解放機構のイマードッディーン・ムジャーヒド広報局長は、テレグラムを通じて声明を出し、イドリブ県を緊張地域と緊張緩和地帯に峻別し、ロシア・トルコ・イランの合同停戦監視部隊派遣を決定したアスタナ6会議に関して、「この会議は革命の目的を実現するものではなく…、バッシャール(・アサド)の体制とともに事態を正常化しようとするもので…、(解放されていた)地域を再びバッシャールの支配下に置くかたちで終わるだろう」と批判した。

AFP, September 16, 2017、ANHA, September 16, 2017、AP, September 16, 2017、ARA News, September 16, 2017、Champress, September 16, 2017、al-Hayat, September 17, 2017、Kull-na Shuraka’, September 16, 2017、al-Mada Press, September 16, 2017、Naharnet, September 16, 2017、NNA, September 16, 2017、Reuters, September 16, 2017、SANA, September 16, 2017、UPI, September 16, 2017などをもとに作成。

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