ロシアのラヴロフ外務大臣はティラーソン米国務長官と会談し、シリア情勢への対応について協議(2017年9月20日)

第72回国連総会に出席するため米国を訪問中のロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣はニューヨークでレックス・ティラーソン米国務長官と会談し、シリア情勢への対応について意見を交わした。

ラブロフ外務大臣は会談後の記者会見で、「我々はティラーソン氏とシリアをめぐる連絡態勢について議論した…。両国軍の連絡は現在も行われている。これはラッカ市解放、ダイル・ザウル県回復などにかかる計画の実施を阻害する衝突を回避するためで、両国軍は「テロとの戦い」の諸目的に影響を及ぼさないようにするうえで必要な措置を継続実施する必要があることで合意している」と述べた。

『ハヤート』(9月21日付)などが伝えた。

AFP, September 20, 2017、ANHA, September 20, 2017、AP, September 20, 2017、ARA News, September 20, 2017、Champress, September 20, 2017、al-Hayat, September 21, 2017、Kull-na Shuraka’, September 20, 2017、al-Mada Press, September 20, 2017、Naharnet, September 20, 2017、NNA, September 20, 2017、Reuters, September 20, 2017、SANA, September 20, 2017、UPI, September 20, 2017などをもとに作成。

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