ダルアー県の反体制武装集団はナスィーブ国境通行所の再開に条件付きで同意(2017年10月4日)

クッルナー・シュラカー(10月4日付)は、ヨルダン政府がナスィーブ国境通行所を掌握する反体制武装集団に同通行所のシリア政府への引き渡しとシリア政府下での再開を求めている問題に関して、反体制武装集団の支配下にあるダルアー県内の都市・町・村の代表団がブスラー・シャーム市で初となる会合を開き、対応を協議、条件付きで同通行所の再開に応じることを決定した、と伝えた。

現地の活動家のムハンマド・ミクダード氏によると、会合では、出席者の大多数がナスィーブ国境通行所の再開に同意するとともに、その条件として、①ダルアー県各地を離れている避難民・難民の帰還、②逮捕者の釈放、③ナスィーブ国境通行所の施設に「シリア革命旗」(委任統治領シリアの国旗)を掲揚することを求めることで合意したという。

Kull-na Shuraka’, October 4, 2017

AFP, October 3, 2017、ANHA, October 3, 2017、AP, October 3, 2017、ARA News, October 3, 2017、Champress, October 3, 2017、al-Hayat, October 4, 2017、Kull-na Shuraka’, October 3, 2017、al-Mada Press, October 3, 2017、Naharnet, October 3, 2017、NNA, October 3, 2017、Reuters, October 3, 2017、SANA, October 3, 2017、UPI, October 3, 2017などをもとに作成。

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