ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は、9月28日のアンカラでのヴラジミール・プーチン大統領とトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領の会談を受けるかたちで、イドリブ県で反体制武装集団がアル=カーイダ系組織のシャーム解放機構との戦闘を激化させていると述べ、ロシアはこうした勢力を支援するだろうと強調した。
ラブロフ外務大臣は、こうしたなか一部の武装集団がシャーム解放機構に協力し、緊張緩和地帯設置にかかる合意に違反して、シリア軍を攻撃、ロシア側の懸念を強めたが、こうした試みはロシア軍の支援を受けるシリア軍によって封じられたと付言した。
『ハヤート』(10月5日付)などが伝えた。
AFP, October 3, 2017、ANHA, October 3, 2017、AP, October 3, 2017、ARA News, October 3, 2017、Champress, October 3, 2017、al-Hayat, October 4, 2017、Kull-na Shuraka’, October 3, 2017、al-Mada Press, October 3, 2017、Naharnet, October 3, 2017、NNA, October 3, 2017、Reuters, October 3, 2017、SANA, October 3, 2017、UPI, October 3, 2017などをもとに作成。
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