米主導の有志連合の爆撃で死亡したとされる民間人の数は1,266人に(2017年10月26日)

有志連合CJTF-OIR(「生来の決戦作戦」統合任務部隊)は、2017年9月までのシリアおよびイラク領内での航空作戦に伴う民間人犠牲者発生にかかる302件の新たな報告を受け、すでに報告されている案件と併せて344件の調査を行い、127件の調査を完了した。

調査を完了した127件のうち105件は事実と異なり、6件がすでに報告されている事案の重複であることが確認され、民間人の犠牲者が出たとされるのは16件のみで、これによる民間人の犠牲者は51人だった。

これにより、2014年8月から2017年9月までに有志連合が実施した空爆2万7,566回によって意図せず犠牲となったとされる民間人の数は1,266人となり、うち死亡が確認されたのは194人となった。

なお、519件については引き続き調査中。

CENTCOM, October 26, 2017をもとに作成。

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