YPG主体のシリア民主軍の政治母体「シリア民主評議会」の共同議長「内戦が終わったら、シリア民主軍はシリア軍に加わる」(2017年11月26日)

西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の政治母体であるシリア民主評議会のリヤード・ダッラール共同代表はルダウ・チャンネル(11月26日付)に対して、シリア危機解決後のシリア民主軍の処遇に関して「シリア民主軍は、シリアの正常化が実現したら、シリア軍に武器を引き渡し、同軍に加わるだろう」と述べた。

ダッラール共同代表は「我々は連邦制を敷く単一シリア国家へと向かうのなら、我々には武器も部隊も必要ない。なぜならこうした部隊はいずれはシリア軍に組み込まれ、軍務や外務といった省庁は中央政府の所轄となり、シリア民主軍はシリア軍となり、地元の部隊ではなくなるからだ」と述べた。

AFP, November 26, 2017、ANHA, November 26, 2017、AP, November 26, 2017、ARA News, November 26, 2017、Champress, November 26, 2017、al-Durar al-Shamiya, November 26, 2017、al-Hayat, November 27, 2017、al-Mada Press, November 26, 2017、Naharnet, November 26, 2017、NNA, November 26, 2017、Reuters, November 26, 2017、Rudaw, November 26, 2017、SANA, November 26, 2017、UPI, November 26, 2017などをもとに作成。

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