ディロン有志連合報道官「シリアに駐留している海兵隊400人が撤退の準備をしている」(2017年11月30日)

米主導の有志連合のライアン・ディロン報道官(大佐)はツイッターの自身のアカウントで、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍を支援するためにシリア領内に駐留している米海兵隊400人以上が「撤退の準備をしている」と綴った。

『ハヤート』(12月1日付)によると、現在シリアに駐留している米海兵隊部隊は、2016年11月15日にそれまで駐留していた部隊に代わって進駐し、ラッカ市でのダーイシュ(イスラーム国)に対するシリア民主軍の掃討戦で、砲撃支援などを行っていたという。

なお、米国防総省が公式に発表している駐シリア米軍の兵力は1,720人。

AFP, November 30, 2017、ANHA, November 30, 2017、AP, November 30, 2017、ARA News, November 30, 2017、Champress, November 30, 2017、al-Durar al-Shamiya, November 30, 2017、al-Hayat, December 1, 2017、al-Mada Press, November 30, 2017、Naharnet, November 30, 2017、NNA, November 30, 2017、Reuters, November 30, 2017、SANA, November 30, 2017、UPI, November 30, 2017などをもとに作成。

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