ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部は声明を出し、ダイル・ザウル県ユーフラテス川東岸(左岸)にあるダーイシュ(イスラーム国)を掃討するため、ロシア軍航空機が11月に672回の出撃を行い、爆撃によって拠点1,450カ所以上を破壊したと発表した。
同声明はまた、2017年に入ってからのシリア・ロシア両軍戦闘機・ヘリコプターの被害に関して、25機が大破したことを明らかにした。
このうちの23機がシリア軍機、2機がロシア軍機だという。
SANA(12月4日付)、ドゥラル・シャーミーヤ(12月4日付)が伝えた。
AFP, December 4, 2017、ANHA, December 4, 2017、AP, December 4, 2017、ARA News, December 4, 2017、Champress, December 4, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 4, 2017、al-Hayat, December 5, 2017、al-Mada Press, December 4, 2017、Naharnet, December 4, 2017、NNA, December 4, 2017、Reuters, December 4, 2017、SANA, December 4, 2017、UPI, December 4, 2017などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.