シリア全土で23~24日に全交通機関停止、22日から紙媒体の新聞発行中止、23日からレバノンからの入国停止(2020年3月22日)

イマード・ハミース内閣は閣議で新型コロナウイルス感染予防策を協議、3月23日午後8時から24日夕刻まで、各県内、および県外の公共および民間の交通機関の運行を停止することを決定、各省庁、組合、民間の生産施設に対して、従業員の移動手段を確保するよう要請した。

また、保健省などが作成した今後6ヶ月の新型コロナウイルス対策案を承認、隔離センターを増設するとともに、各県に19の緊急監視チームを発足させ、ダマスカス県、ラタキア県、アレッポ県に世界保健機構(WHO)連携してウイルス感染診断用のラボを設置することを決定した。

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情報省は、新型コロナウイルス感染予防策として、22日から追って通知があるまでの機関、紙媒体の新聞の発行中止を要請することを決定した。

これを受け、バアス党の機関紙『バアス』、人民議会に近い『サウラ』、大統領府に近い『ティシュリーン』、民間の『ワタン』が要請に応じた。

なお、4紙はインターネットを通じた記事の配信は続ける。

また、進歩国民戦線のムハンマド・シャッアール副書記長と労働者総連合のジャマール・カーディリー総裁は、戦線加盟政党と組合に対して紙媒体での機関紙の発行を中止するよう要請した。

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内務省は、新型コロナウイルス感染予防策として、3月23日正午から追って通知があるまでの期間、レバノンからのシリア人および外国人の入国を禁止することを決定した。

貨物車輌の運転手の入国は除外される。

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SANA(3月22日付)が伝えた。

AFP, March 22, 2020、ANHA, March 22, 2020、AP, March 22, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 22, 2020、Reuters, March 22, 2020、SANA, March 22, 2020、SOHR, March 22, 2020、UPI, March 22, 2020などをもとに作成。

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