所属不明のドローンが、ハサカ県ダルダーラ村にあるシリア民主軍の拠点を爆撃(2020年7月24日)

ハサカ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(7月24日付)が複数の地元筋の話として伝えたところによると、所属不明の無人航空機(ドローン)が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるハサカ市北のダルダーラ村にある人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の拠点を爆撃、兵士5人が負傷した。

AFP, July 24, 2020、ANHA, July 24, 2020、AP, July 24, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 24, 2020、Reuters, July 24, 2020、SANA, July 24, 2020、SOHR, July 24, 2020、UPI, July 24, 2020などをもとに作成。

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トルコ占領下のアレッポ県北部のIDPキャンプ近くにある反体制派のロケット弾製造工場内で爆発、住民4人死亡(2020年7月24日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にある県北部のシャマーリーン村に近いマルムータ国内避難民(IDPs)キャンプの近くにあるシャーム戦線(国民軍所属)のロケット弾製造工場内で爆発が発生し、住民4人(子供3人、女性1人)が死亡、9人が負傷した。

AFP, July 24, 2020、ANHA, July 24, 2020、AP, July 24, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 24, 2020、Reuters, July 24, 2020、SANA, July 24, 2020、SOHR, July 24, 2020、UPI, July 24, 2020などをもとに作成。

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シリア軍と「決戦」作戦司令室がイドリブ県で交戦(2020年7月24日)

イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから141日目を迎えた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室が、シリア政府支配下のバスカラー村、カフルナブル市、ハーッス村、ジャッラーダ村、バービーラー村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対し、シリア軍も「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のマウザラ村、ルワイハ村、スフーフン村、フライフィル村、カンスフラ村を砲撃した。

一方、トルコ軍は、兵站物資を積んだ車輌約35輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がクルド山地方のバラカ村にあるシリア軍拠点を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ダルアー市ダルアー・バラド地区で、シリア政府との和解に応じ、軍事情報局に勤務していた元反体制武装集団メンバーが何者かに撃たれて死亡した。

AFP, July 24, 2020、ANHA, July 24, 2020、AP, July 24, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 24, 2020、Reuters, July 24, 2020、SANA, July 24, 2020、SOHR, July 24, 2020、UPI, July 24, 2020などをもとに作成。

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イラン外務省はシリア領空でのイラン民間航空会社マーハーン航空迎撃に関して米国とイスラエルを非難(2020年7月24日)

イラン外務省のアッバース・ムーサヴィー報道官は、23日にシリア領空でイラン民間航空会社マーハーン航空の旅客機が迎撃を受けた事件に関して、「米国、ないしはシオニスト政体によるこの地域への新たな冒険」としたうえで「西アジアの安定と安全が米国での(大統領)選挙の玩具として利用されることがあってはならない」と非難し、適切な時に断固たる対応をとると述べた。

また、モハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外務大臣もツイッターのアカウント(https://twitter.com/JZarif/)を通じて、「米国は他国の領土を違法に占領し、民間の定期旅客便に嫌がらせを行い、無垢の民間人乗客を危険に晒している。無法に無法を重ねるという大胆さ。こうした違法行為が大惨事を招く前止められなければならない」と綴った。

AFP, July 24, 2020、ANHA, July 24, 2020、AP, July 24, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 24, 2020、Reuters, July 24, 2020、SANA, July 24, 2020、SOHR, July 24, 2020、UPI, July 24, 2020などをもとに作成。

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第3期人民議会選挙の結果に対して多数の異議申し立てが提出される(2020年7月24日)

憲法最高裁判所のムハンマド・ジハード・ラッハーム長官は声明を出し、7月21日に発表された第3期人民議会選挙の結果に対する異議申し立て期間が終了したと発表、全国から多数の申し立てが提出されたことを明らかにした。

AFP, July 24, 2020、ANHA, July 24, 2020、AP, July 24, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 24, 2020、Reuters, July 24, 2020、SANA, July 24, 2020、SOHR, July 24, 2020、UPI, July 24, 2020などをもとに作成。

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イスラエル軍ヘリコプターがクナイトラ県内のシリア軍拠点を攻撃(2020年7月24日)

シリア軍筋は、イスラエル軍ヘリコプター複数機が24日午後11時頃、クナイトラ県の前線に設置されている拠点3カ所に向かって対戦車ミサイルを発射、シリア軍兵士2人が軽傷を負い、火災が発生したと発表した。

SANA(7月24日付)が伝えた。

シリア人権監視団によると、イスラエル軍ヘリコプターが攻撃を行ったのは、ハドル村近郊のシリア軍と「イランの民兵」の拠点複数カ所。

また、ドゥラル・シャーミーヤ(7月24日付)によると、フドル村入口近くで車1台が被弾し、運転手1人が死亡、1人が負傷したという。

死傷したのは、いずれもレバノンのヒズブッラーが現地で結成した地元民兵組織のメンバーだという。

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対するイスラエル軍も声明を出し、同軍攻撃ヘリコプターが、24日早朝のシリア軍による発砲への対抗措置として、シリア領内の軍事目標複数カ所を攻撃したと発表した。

攻撃が行われたのは、シリア軍拠点内の監視所や諜報収集装備など。

イスラエル軍は「本日のイスラエルに対する発砲の責任はシリア政府にある…。イスラエル軍は決意をもって作戦を継続し、イスラエルの主権に対するあらゆる侵害に対処する」と強調した。

なお、タイムズ・オブ・イスラエル(7月24日付)などによると、24日早朝、イスラエル占領下のゴラン高原マジュダル・シャムス村に近い境界地帯で複数会の爆発が発生、同地の民家1棟と車1台が軽い被害を受けた。

AFP, July 24, 2020、ANHA, July 24, 2020、AP, July 24, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 24, 2020、Reuters, July 24, 2020、SANA, July 24, 2020、SOHR, July 24, 2020、The Times of Israel、July 24, 2020、UPI, July 24, 2020などをもとに作成。

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シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ県の「解放区」で新たに1人の新型コロナウイルス感染者が確認(2020年7月24日)

シリア人権監視団によると、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ県の「解放区」で、新たに1人の新型コロナウイルス感染者が確認された。

感染者が確認されたのはイドリブ市。

これにより、6月9日以降、「解放区」と占領地で確認された感染者数は23人(うち医療関係者6人)となった。

うち15人は「解放区」、7人は占領地で感染が確認されている。

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で7月24日に新たに1人の新型コロナウイルス感染者が確認されたと発表した。

これにより、同地での感染者数は計23人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1338579999680221/

AFP, July 24, 2020、ACU, July 24, 2020、ANHA, July 24, 2020、AP, July 24, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 24, 2020、Reuters, July 24, 2020、SANA, July 24, 2020、SOHR, July 24, 2020、UPI, July 24, 2020などをもとに作成。

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北・東シリア自治局保健委員会は新型コロナウイルス感染拡大を受けて、国境通行所閉鎖、来訪者・帰還者への隔離を徹底(2020年7月24日)

北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は声明を出し、23日にハサカ県のハサカ市とカーミシュリー市で4人の新型コロナウイルス感染者が確認されたことを受けて、24日から、すべての国境通行所を閉鎖し、自治局支配地域への来訪者・帰還者への14日を隔離するなどの措置を行うことを決定したと発表した。


AFP, July 24, 2020、ANHA, July 24, 2020、AP, July 24, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 24, 2020、Reuters, July 24, 2020、SANA, July 24, 2020、SOHR, July 24, 2020、UPI, July 24, 2020などをもとに作成。

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保健省は政府支配地域で新たに24人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者10人が完治したと発表(2020年7月24日)

保健省は政府支配地域で新たに24人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者10人が完治したと発表した。

これにより、7月24日現在の同地での感染者数は計608人、うち死亡したのは35人、回復したのは184人となった。

SANA(7月24日付)が伝えた。


AFP, July 24, 2020、ANHA, July 24, 2020、AP, July 24, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 24, 2020、Reuters, July 24, 2020、SANA, July 24, 2020、SOHR, July 24, 2020、UPI, July 24, 2020などをもとに作成。

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米中央軍は声明を出し、マーハーン航空旅客機への迎撃を認める(2020年7月23日)

米中央軍(CENTCOM)は、シリア領空でイラン民間航空会社マーハーン航空の旅客機が、イスラエル軍、ないしは米主導の有志連合に所属すると思われる戦闘機の迎撃を受けたことに関して以下の通り声明を出し、有志連合によるものだと認めた。

「シリアにおける有志連合CJTF-OIR(「生来の決戦作戦」統合任務部隊)のタンフ駐屯地一帯で通常航空任務に就く米空軍F-15は今夜、マーハーン航空旅客機から約1,000メートルという安全な距離をとり、同機に対する標準的な目視検査を行った。この目視検査は、タンフ駐屯地における有志連合の人員の安全を確保するために行われた。F-15のパイトッロは航空機がマーハーン航空の旅客機であると識別し、F-15は安全のため、同機との距離を開けた。熟練した進行阻止が国際基準に従って行われた」。

AFP, July 24, 2020、ANHA, July 24, 2020、AP, July 24, 2020、CENTCOM、July 23, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 24, 2020、Reuters, July 24, 2020、SANA, July 24, 2020、SOHR, July 24, 2020、UPI, July 24, 2020などをもとに作成。

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ダーイシュがヒムス県スフナ市近郊の砂漠地帯にあるシリア軍拠点に対して新たに攻撃(2020年7月23日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がスフナ市近郊の砂漠地帯にあるシリア軍拠点に対して新たに攻撃を行った。

AFP, July 23, 2020、ANHA, July 23, 2020、AP, July 23, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 23, 2020、Reuters, July 23, 2020、SANA, July 23, 2020、SOHR, July 23, 2020、UPI, July 23, 2020などをもとに作成。

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イランの民間旅客機がシリア領空で迎撃を受ける(2020年7月23日)

イラン国営放送(IRIB)は、イランの民間航空会社マーハーン航空のテヘラン発ベイルート行きの旅客機(IRM1152)が、シリア領空でイスラエル軍戦闘機複数機の迎撃を受けたと伝えた。

IRIBによると、迎撃を受けた旅客機はベイルート国際空港に緊急着陸するために急降下、その際に複数の乗組員が軽傷を負った。

https://twitter.com/MohamadAhwaze/status/1286376185681924099?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1286376185681924099%7Ctwgr%5E&ref_url=https%3A%2F%2Feldorar.com%2Fnode%2F154039

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これに関して、SANA(7月23日付)は、複数の民間航空筋の話として、米主導の有志連合所属と思われる航空機が、ヒムス県タンフ国境通行所一帯地域のシリア領空でイランの旅客機を迎撃したと伝えた。

旅客機は急降下を余儀なくされ、乗客複数人が軽傷を負ったものの、無事ベイルートに到着したという。

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一方、「中東と地中海の空域の観測者」を自称するツイッター・アカウントのINTELSky(https://twitter.com/Intel_Sky)は、迎撃を受けたとされるマーハーン航空の旅客機をイスラエル軍戦闘機が迎撃するのは不可能だと主張した。

 

INTELSkyは、1)政治的・軍事的な反発に直面する、2)シリア軍による迎撃行動が見られなかった、3)攻撃を受けたとされる航空機が緊急回避行動をとったことが確認されなかった、としたうえで、強い上昇気流のなかに入り、機内が大きく揺れた可能性が高いと指摘した。

しかし、INTELSkyは、攻撃に参加したと思われる戦闘機の写真を「Su-27 or F15?」というコメントとともに公開し、ロシアが関与した可能性を指摘する一方、攻撃を受けたとされる旅客機がイランに引き返したとの見方を示した。

AFP, July 23, 2020、ANHA, July 23, 2020、AP, July 23, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 23, 2020、Reuters, July 23, 2020、SANA, July 23, 2020、SOHR, July 23, 2020、UPI, July 23, 2020などをもとに作成。

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トルコがリビアに派遣していたシリア人傭兵250人が帰国(2020年7月23日)

シリア人権監視団は、トルコがリビアに派遣していたシリア人傭兵(国民軍戦闘員)約250人が契約を終えて、トルコ占領下のシリア北部に帰国する一方、新たな戦闘員がリビアに派遣されたと発表した。

同監視団によると、リビアに派遣された国民軍戦闘員の数は約16,500人(うち350人が子供)、約5,800人が帰国しているという。

派遣された戦闘員のうち、戦闘で死亡したのは481人(うち34人が子供)。

AFP, July 23, 2020、ANHA, July 23, 2020、AP, July 23, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 23, 2020、Reuters, July 23, 2020、SANA, July 23, 2020、SOHR, July 23, 2020、UPI, July 23, 2020などをもとに作成。

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シリア軍と「決戦」作戦司令室がイドリブ県、アレッポ県、ハマー県で交戦(2020年7月23日)

イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから140日目を迎えた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のアイン・ラールーズ村を砲撃、戦闘員複数人を負傷させた。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

シリア軍はまた、バーラ村、カンスフラ村、スフーフン村、ファッティーラ村、ハルーバ村、フライフィル村、ルワイハ村を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるカフル・アンマ村、カスル村を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のアンカーウィー村一帯を砲撃した。

AFP, July 23, 2020、ANHA, July 23, 2020、AP, July 23, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 23, 2020、Reuters, July 23, 2020、SANA, July 23, 2020、SOHR, July 23, 2020、UPI, July 23, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍がハサカ県アブー・ラースィーン(ザルカーン)町近郊を砲撃(2020年7月23日)

ハサカ県では、SANA(7月23日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアブー・ラースィーン(ザルカーン)町近郊のバーブ・ハイル村などを砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のラアス・アイン市で車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、女性1人を含む4人が死亡、10人以上が負傷した。

また、ANHA(7月23日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるカーミシュリー市内(旧マハッタ(鉄道駅)地区)の民家で爆弾が爆発し、子供1人が負傷した。

これに関して、シリア人権監視団は、トルコ軍が民間の近くにある人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の旧拠点を狙って砲撃し、砲弾が民間に着弾したと発表した。

このほか、ロシア軍とトルコ軍がダルバースィーヤ市西の国境地帯で合同パトロールを実施した。

AFP, July 23, 2020、ANHA, July 23, 2020、AP, July 23, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 23, 2020、Reuters, July 23, 2020、SANA, July 23, 2020、SOHR, July 23, 2020、UPI, July 23, 2020などをもとに作成。

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北・東シリア自治局支配地域で4人の新型コロナウイルス感染者が確認される(2020年7月23日)

北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)のジュワーン・ムスタファー共同議長は、ハサカ県のカーミシュリー市で記者会見を開き、ジャズィーラ地域(ハサカ県)で4人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。

感染者の内訳は、カーミシュリー市が3人(いずれも女性)が、ハサカ市が1人(男性)。


ANHA(7月23日付)が伝えた。

AFP, July 23, 2020、ANHA, July 23, 2020、AP, July 23, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 23, 2020、Reuters, July 23, 2020、SANA, July 23, 2020、SOHR, July 23, 2020、UPI, July 23, 2020などをもとに作成。

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アルヌース内閣は7月24日から追って通知があるまでの期間、各県における冠婚葬祭の式場を全面閉鎖すると発表(2020年7月23日)

フサイン・アルヌース内閣は7月20日の閣議決定に従い、7月24日から追って通知があるまでの期間、各県における冠婚葬祭の式場を全面閉鎖すると発表した。

SANA(7月23日付)が伝えた。

AFP, July 23, 2020、ANHA, July 23, 2020、AP, July 23, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 23, 2020、Reuters, July 23, 2020、SANA, July 23, 2020、SOHR, July 23, 2020、UPI, July 23, 2020などをもとに作成。

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保健省は政府支配地域で新たに23人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者9人が完治、3人が死亡したと発表(2020年7月23日)

保健省は政府支配地域で新たに23人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者9人が完治、3人が死亡したと発表した。

これにより、7月23日現在の同地での感染者数は計584人、うち死亡したのは35人、回復したのは174人となった。

一方、保健省は、新型コロナウイルス感染者が確認されたことを受けて6月から隔離されてきたダマスカス郊外県ラアス・マアッラ町に対する封鎖を解除したと発表した。

SANA(7月23日付)が伝えた。

AFP, July 23, 2020、ANHA, July 23, 2020、AP, July 23, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 23, 2020、Reuters, July 23, 2020、SANA, July 23, 2020、SOHR, July 23, 2020、UPI, July 23, 2020などをもとに作成。

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イスラエル軍によるダマスカス国際空港一帯への攻撃でヒズブッラーの司令官のアリー・カーミル・ムフスィン死亡(2020年7月22日)

マナール・チャンネル(7月22日付)は、シリアのダマスカス郊外県のダマスカス国際空港一帯に対する20日晩のイスラエル軍の攻撃によって、ヒズブッラーの司令官の一人アリー・カーミル・ムフスィン氏が死亡、その葬儀が南部県スール郡のアイタイト村で行われたと伝えた。

AFP, July 22, 2020、ANHA, July 22, 2020、AP, July 22, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 22, 2020、Qanat al-Manar, July 22, 2020、Reuters, July 22, 2020、SANA, July 22, 2020、SOHR, July 22, 2020、UPI, July 22, 2020などをもとに作成。

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第3期人民議会選挙で落選したシリア商工会議所のシハービー代表は「戦争司令官たちと汚職システムの同盟」を前に敗北したと表明(2020年7月22日)

第3期人民議会選挙で、アレッポ市選挙区から出馬したものの落選したシリア商業会議所のファーリス・シハービー代表もフェイスブックを通じて「戦争司令官たちと汚職システムの同盟が私に卑劣な戦いを仕掛けた」ために敗北したと述べた。

シハービー代表は「増長する汚職システムに盲従するか、排除され処罰を受けるかという明白なメッセージがあった。我々に対する彼らの戦いは皆の前で公然と行われた。彼らは数十億という額を受け取った。だが、アレッポは住民のものであり、それ以外の誰のものでもない」と述べた。

AFP, July 22, 2020、ANHA, July 22, 2020、AP, July 22, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 22, 2020、Reuters, July 22, 2020、SANA, July 22, 2020、SOHR, July 22, 2020、UPI, July 22, 2020などをもとに作成。

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第3期人民議会選挙で落選した野党国民青年公正成長党のイブラーヒーム書記長はバアス党による選挙結果ねつ造を非難(2020年7月22日)

第3期人民議会選挙で、ハサカ県選挙区から立候補し、落選した野党国民青年公正成長党のバルウィーン・イブラーヒーム書記長は声明を出し、与党のバアス党が第3期人民議会選挙の結果をねつ造したと批判した。

イブラーヒーム書記長は、バアス党の行為を暴露したいとしたうえで、投票が公正なものではなく、賄賂の受け渡しが行われ、不正行為や事実のねつ造が行われたと主張した。

https://www.youtube.com/watch?v=JziLx9x3GAY

AFP, July 22, 2020、ANHA, July 22, 2020、AP, July 22, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 22, 2020、Reuters, July 22, 2020、SANA, July 22, 2020、SOHR, July 22, 2020、UPI, July 22, 2020などをもとに作成。

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ハマー県東の砂漠地帯でシリア軍とダーイシュの戦闘続く(2020年7月22日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、アレッポ県とラッカ県との県境に近いイスリヤー村東の砂漠地帯で、シリア軍とダーイシュ(イスラーム国)の戦闘が続き、ロシア軍が爆撃を実施した。

戦闘での死者数は過去24時間でシリア軍が15人、ダーイシュ戦闘員が11人となった。

AFP, July 22, 2020、ANHA, July 22, 2020、AP, July 22, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 22, 2020、Reuters, July 22, 2020、SANA, July 22, 2020、SOHR, July 22, 2020、UPI, July 22, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍がM4高速道路のアイン・イーサー市とジャラビーヤ村を結ぶ区間を砲撃、住民1人が負傷(2020年7月22日)

ラッカ県では、ANHA(7月22日付)によると、トルコ軍がM4高速道路のアイン・イーサー市とジャラビーヤ村を結ぶ区間で、走行中の車に向かって砲撃を行い、1台が被弾し、乗っていた住民1人が負傷した。

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アレッポ県では、ANHA(7月22日付)によると、トルコ占領下のアフリーン市で、トルコの支援を受ける国民軍に所属する東部自由人連合の戦闘員どうしが銃撃戦を行った。

シリア人権監視団によると、銃撃戦に巻き込まれ、女性1人が死亡、子供1人が負傷した。

一方、アフリーン解放戦線は声明を出し、7月13日にブルブル町近郊のサアルナジュク村で、20日にアアザーズ市でトルコの支援を受ける国民軍を攻撃し、4人を殺害したと発表した。

AFP, July 22, 2020、ANHA, July 22, 2020、AP, July 22, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 22, 2020、Reuters, July 22, 2020、SANA, July 22, 2020、SOHR, July 22, 2020、UPI, July 22, 2020などをもとに作成。

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宗教関係省は新型コロナウイルス感染拡大を受けて、ダマスカス県、ダマスカス郊外県での犠牲祭期間の集団礼拝を中止すると発表(2020年7月22日)

宗教関係省は声明を出し、新型コロナウイルス感染拡大を受けて、ダマスカス県、ダマスカス郊外県での犠牲祭期間(7月31日~8月3日)中の集団礼拝、宗教学校の授業・会議を、追って通知があるまでの期間中止することを決定したと発表した。

また、両県を含む全国での金曜日の集団礼拝については、ソーシャル・ディスタンスの確保などの感染予防策を講じたうえで、行うよう改めて要請した。

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ダマスカス県は声明を出し、新型コロナウイルス感染拡大を受けて、食糧部門、製薬部門、医療機関以外のすべての機関が閉鎖されるとするSNS上での書き込みに関して、事実に反すると否定した。

SANA(7月22日付)が伝えた。

AFP, July 22, 2020、ANHA, July 22, 2020、AP, July 22, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 22, 2020、Reuters, July 22, 2020、SANA, July 22, 2020、SOHR, July 22, 2020、UPI, July 22, 2020などをもとに作成。

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シリア民主軍がハサカ市北のサフヤー村にある電話センターの施設を再び占拠(2020年7月22日)

ハサカ県では、SANA(7月22日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるハサカ市北のサフヤー村にある電話センターの施設の一部を再び占拠した。

AFP, July 22, 2020、ANHA, July 22, 2020、AP, July 22, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 22, 2020、Reuters, July 22, 2020、SANA, July 22, 2020、SOHR, July 22, 2020、UPI, July 22, 2020などをもとに作成。

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ロシア・トルコ軍合同パトロール部隊が反体制派支配下のM4高速道路全区間を初めて巡回(2020年7月22日)

イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから139日目を迎えた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍とトルコ軍がアレッポ市とラタキア市を結ぶM4高速道路で22回目となる合同パトロールを実施した。

合同部隊はタルナバ村からラタキア県のアイン・フール村に至る反体制派支配下の全区間を初めて巡回した。

7月14日に同様のルートで合同パトロールが実施されたが、途中車列が爆弾の爆発に巻き込まれ、ロシア軍兵士3人が負傷、パトロールは中断していた。

合同部隊はアイン・フール村に到着後に解散、ロシア軍部隊はシリア政府支配下のラタキア県北部でパトロールを継続する一方、トルコ軍部隊はイドリブ県内の基地に帰着した。

トルコ軍は前日から、M4高速道路沿線に兵士を展開させ、合同パトロールの安全を確保するための準備を行っていた。

一方、トルコ軍は、兵站物資を積んだ車輌約30輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

このほか、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のハルーバ村、フライフィル村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のズィヤーラ町、サルマーニーヤ村を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を3件(イドリブ県2件、ラタキア県1件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を2件(イドリブ県2件、ラタキア県0件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認した。

AFP, July 22, 2020、ANHA, July 22, 2020、AP, July 22, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 22, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, July 22, 2020、Reuters, July 22, 2020、SANA, July 22, 2020、SOHR, July 22, 2020、UPI, July 22, 2020などをもとに作成。

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保健省は政府支配地域で新たに21人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者5人が完治、1人が死亡したと発表(2020年7月22日)

保健省は政府支配地域で新たに21人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者5人が完治、1人が死亡したと発表した。

これにより、7月22日現在の同地での感染者数は計561人、うち死亡したのは32人、回復したのは165人となった。

SANA(7月22日付)が伝えた。

AFP, July 22, 2020、ANHA, July 22, 2020、AP, July 22, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 22, 2020、Reuters, July 22, 2020、SANA, July 22, 2020、SOHR, July 22, 2020、UPI, July 22, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民62人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は582,374人に(2020年7月22日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(7月22日付)を公開し、7月21日に難民62人(うち女性19人、子供32人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民62人(うち女性19人、子供32人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は582,374人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者187,126人(うち女性56,278人、子ども95,162人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,703,660人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は811,654人(うち女性243,554人、子供413,653人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, July 22, 2020をもとに作成。

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ハサカ県で米軍装甲車が横転し、兵士1人が死亡(2020年7月21日)

ドゥラル・シャーミーヤ(7月22日付)やハサカ青年連合によると、ハサカ県北部のタッル・タムル町近郊で、パトロールを実施していた米軍装甲車のうちの1輌が横転し、乗っていた兵士1人が死亡した。

横転事故はこの米軍部隊がロシア軍のパトロール部隊を排除しようとしていた際に発生したという。

https://www.facebook.com/HASAKHNNEWS/videos/413353542953890/

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これに関して、イラクとシリアでダーイシュ(イスラーム国)に対する「テロとの戦い」を遂行する米主導の有志連合(「生来の決戦作戦」統合任務部隊(CJTF-OIR))は声明を出し、7月21日にシリア領内で任務についていた兵士1人が死亡したと発表した。

声明によると、事件は敵との遭遇によるものでなく、調査中だという。

AFP, July 22, 2020、ANHA, July 22, 2020、AP, July 22, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 22, 2020、Ittihad Shabab al-Hasaka, July 22, 2020、Reuters, July 22, 2020、SANA, July 22, 2020、SOHR, July 22, 2020、UPI, July 22, 2020などをもとに作成。

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治安当局はラーミー・マフルーフ氏に近いビジネスマン、士官ら40人を逮捕(2020年7月21日)

ドゥラル・シャーミーヤ(7月21日付)は、複数の地元筋の話として、7月20日までに、治安当局がラーミー・マフルーフ氏に近いビジネスマン、士官ら40人を横領や窃盗の容疑で逮捕したと伝えた。

当局による摘発は、ダマスカス県、ダマスカス郊外県、ラタキア県などで行われ、前の週には、ラタキア県でブスターン慈善協会で活動する軍人12人が逮捕された。

彼らは「ラーミー・マフルーフが危害を被ったら国土を焼き討ちにする」などと言って抵抗していたという。

なお、4月には、シリアテルの幹部職員40人とブスターン慈善協会の幹部31人が逮捕されている。

AFP, July 21, 2020、ANHA, July 21, 2020、AP, July 21, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 21, 2020、Reuters, July 21, 2020、SANA, July 21, 2020、SOHR, July 21, 2020、UPI, July 21, 2020などをもとに作成。

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