シリア軍はラッカ県南部のダヒーラ町、サブハーウィー油田、サブハーウィー・ガス田を制圧(2017年7月22日)

ダイル・ザウル県では、SANA(7月22日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市カナーマート地区、ラシュディーヤ地区、ハウィーカ地区、パノラマ交差点一帯、ダイル・ザウル航空基地一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

シリア軍はまた、バクラス砂漠を通る石油パイプラインから略奪した石油を精製するための施設を空爆、これを破壊した。

一方、クッルナー・シュラカー(7月22日付)によると、シャーム解放機構との停戦交渉に向かう途中(20日)に重傷を負っていたアルサール村のアフマド・フライティー副村長が死亡した。

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ラッカ県では、SANA(7月22日付)によると、シリア軍が県南部でダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討作戦を継続し、ダヒーラ町、サブハーウィー油田、サブハーウィー・ガス田を制圧した。

シリア軍はまた、マアダーン町、ビイル・サブハーウィー村を空爆した。

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ヒムス県では、SANA(7月22日付)によると、シリア軍がウンム・リーシュ村西部、シャンダーヒーヤト・グナイマーン村一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

AFP, July 22, 2017、AP, July 22, 2017、ARA News, July 22, 2017、Champress, July 22, 2017、al-Hayat, July 23, 2017、Kull-na Shuraka’, July 22, 2017、al-Mada Press, July 22, 2017、Naharnet, July 22, 2017、NNA, July 22, 2017、Reuters, July 22, 2017、SANA, July 22, 2017、UPI, July 22, 2017などをもとに作成。

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