米主導の有志連合とYPG主体のシリア民主軍によるラッカ市攻撃で民間人36人死亡(2017年7月27日)

ラッカ県では、「ラッカは沈黙によって惨殺される」(7月27日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)支配下のラッカ市各所を米国主導の有志連合が空爆を、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が砲撃を実施し、民間人36人が死亡、50人以上が負傷した。

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ラッカ県では、クッルナー・シュラカー(7月28日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がラッカ市東部のカラーマ村にあるカラーマ・キャンプに駐留する西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に奇襲攻撃を行った。

ダーイシュ・ラッカ州広報局によると、この奇襲攻撃でシリア民主軍53人を殲滅したという。

AFP, July 27, 2017、AP, July 27, 2017、ARA News, July 27, 2017、Champress, July 27, 2017、al-Hayat, July 28, 2017、Kull-na Shuraka’, July 27, 2017、July 28, 2017、al-Mada Press, July 27, 2017、Naharnet, July 27, 2017、NNA, July 27, 2017、Raqqa-sl, July 27, 2017、Reuters, July 27, 2017、SANA, July 27, 2017、UPI, July 27, 2017などをもとに作成。

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