クッルナー・シュラカー(9月23日付)は、ユーフラテス・ポストなど複数の反体制サイトで、ダイル・ザウル県(東部地区)でのダーイシュ(イスラーム国)に対する「テロとの戦い」を指揮する共和国護衛隊司令官のイサーム・ザフルッディーン准将とバッカーラ部族のシャイフで反体制活動家のナウワーフ・バシール氏の会談の様子を撮影した写真を公開したと伝え、その一部を転載した。
会談は22日にダイル・ザウル市のヴィーラート地区にあるバシール邸で行われ、懇談にやバシール氏本人の他、息子のアスアド・バシール氏、イマーム・バーキル旅団のウマル・ハサン司令官などが同席した。
同邸宅は、シリア軍によって接収され、ザフルッディーン准将が使用しているという。
バシール氏は、シリア革命反体制勢力国民連立の幹部としてトルコのガジアンテップ市などを中心に政権打倒に向けた活動を継続してきたが、最近になってシリア政府と和解し、帰国していたという。
AFP, September 23, 2017、ANHA, September 23, 2017、AP, September 23, 2017、ARA News, September 23, 2017、Champress, September 23, 2017、Euphrates Post, September 23, 2017、al-Hayat, September 24, 2017、Kull-na Shuraka’, September 23, 2017、al-Mada Press, September 23, 2017、Naharnet, September 23, 2017、NNA, September 23, 2017、Reuters, September 23, 2017、SANA, September 23, 2017、UPI, September 23, 2017などをもとに作成。
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