ダルアー県の反体制武装集団、文民組織はシリア政府へのナスィーブ国境通行所の譲渡を拒否(2017年10月12日)

クッルナー・シュラカー(10月12日付)によると、ダルアー県で活動する反体制武装集団と文民組織が拡大会合を開き、ナスィーブ国境通行所のシリア政府への譲渡の是非などについて協議した。

会合後、マンスール・ナースィル氏が閉会声明を発表、革命の目標を実現するまでナスィーブ国境通行所を引き渡すことを拒否するとともに、シリア南部で合同軍事司令部を設置するための軍事委員会を発足することに合意したことを明らかにした。

この委員会は改革評議会、統一イスラーム評議会、弁護士組合、革命諸部隊からなるという。

AFP, October 12, 2017、ANHA, October 12, 2017、AP, October 12, 2017、ARA News, October 12, 2017、Champress, October 12, 2017、al-Hayat, October 13, 2017、Kull-na Shuraka’, October 12, 2017、al-Mada Press, October 12, 2017、Naharnet, October 12, 2017、NNA, October 12, 2017、Reuters, October 12, 2017、SANA, October 12, 2017、UPI, October 12, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.