ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは10件の停戦違反を、トルコ側は2件の違反を確認(2017年11月10日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(11月10日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を10件(アレッポ県9件、ヒムス県1件)確認したと発表した。

またトルコ側の監視チームも2件(ダマスカス県・ダマスカス郊外県)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、ダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

シリア政府との停戦に応じた自治体は現在、2,265市町村、武装組織の数は234組織。

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ロシアのセルゲイ・ショイグ国防大臣は、シリア軍がダイル・ザウル県ブーカマール市を解放したことを受け、ロシア軍の地雷撤去部隊が同地でダーイシュ(イスラーム国)によって敷設された地雷や爆発物の処理を開始したと発表した。

また、ブーカマール市解放によって、多数のダーイシュ戦闘員が死亡する一方、多くの戦闘員がユーフラテス川左岸(東岸)にわたり、シリア北部に逃走したと述べた。

SANA(11月10日付)が伝えた。

Ministry of Defence of the Russian Federation, November 10, 2017、SANA, November 10, 2017をもとに作成。

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