ロシア・イラン・トルコ外相会談:ラヴロフ外務大臣「シリア諸国民大会へのクルド人の参加の是非を検討した」(2017年11月19日)

ロシアのソチで予定されている、22日に予定されているロシア、イラン、トルコの首脳会談を前に、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣、トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣、イランのモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外務大臣がトルコのアンタルヤ市で会合を開いた。

トルコのチャヴシュオール外務大臣は報道声明で、「この首脳会談の目的は、(アスタナ会議の)保障国である3カ国が実現した成果を評価し、シリア危機をめぐって講じる措置を検討することになる」と述べた。

一方、ロシアのラブロフ外務大臣は、会談に関して「非常に生産的だった」としたうで、ヴラジミール・プーチン大統領が提案し、開催が準備されている「シリア諸国民大会」への民主統一党(PYD)の参加の是非について意見を交わしたことを明らかにした。

ドゥラル・シャーミーヤ(11月19日付)が伝えた。

al-Durar al-Shamiya, November 19, 2017

AFP, November 19, 2017、ANHA, November 19, 2017、AP, November 19, 2017、ARA News, November 19, 2017、Champress, November 19, 2017、al-Durar al-Shamiya, November 19, 2017、al-Hayat, November 19, 2017、al-Mada Press, November 19, 2017、Naharnet, November 19, 2017、NNA, November 19, 2017、Reuters, November 19, 2017、SANA, November 19, 2017、UPI, November 19, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.