トランプ米大統領はトルコのエルドアン大統領との電話会談でシリア国内の「協力部隊」への軍事支援のありようを修正すると伝える(2017年11月25日)

トルコ大統領府によると、ドナルド・トランプ米大統領は、レジェップ・タイイップ・エルドアン大統領と電話会談を行い、シリア領内の「協力部隊」(partner forces)に対する軍事支援のありようを修正する旨、伝えた。

トランプ大統領はまた、トルコが「テロ組織」とみなすダーイシュ(イスラーム国)、そしてクルディスタン労働者党(PKK)そして、米国に滞在中のフェトヒュッラ・ギュレン氏らの一派に対する「テロとの戦い」を行うことに同意したという。

なお、ホワイト・ハウスは、電話会談において、PKK、民主統一党(PYD)、ギュレンといった具体的な名前は出なかったとする一方、米国からの武器購入などについて意見が交わされたと発表している。

『ハヤート』(11月26日付)が伝えた。

AFP, November 25, 2017、ANHA, November 25, 2017、AP, November 25, 2017、ARA News, November 25, 2017、Champress, November 25, 2017、al-Durar al-Shamiya, November 25, 2017、al-Hayat, November 26, 2017、al-Mada Press, November 25, 2017、Naharnet, November 25, 2017、NNA, November 25, 2017、Reuters, November 25, 2017、SANA, November 25, 2017、UPI, November 25, 2017などをもとに作成。

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