PYD系のTEV-DEM幹部はイドリブ県での反体制派掃討戦への参加の意思を表明(2018年7月23日)

西クルディスタン移行期民政局を主導する民主統一党(PYD)の支持基盤をなす民主社会運動(TEV-DEM)幹部のアールダール・ハリール氏(PYD党員)は、「我々は、イドリブ県でより強い影響力を及ぼし得る当事者でないとは考えておらず、同地でテロを根絶することを支援し、トルコの役割を制限するために貢献し、エルドアン(トルコ大統領)の計略を頓挫させたい」としたうえで、「イドリブ県に対して行われる戦いは、ロシアとトルコの利害を衝突させ、シリアにおけるトルコの役割を抑える重要な要素となるだろう」と述べた。

ロナーヒーTV(7月23日付)が伝えた。

ハリール氏はまた、トルコの支援を受ける反体制武装集団が、「人口動態を変更し、家々を略奪し、殺戮、誘拐、そして道徳や人権に反した行為に加えて、財産を没収している」と非難した。

AFP, July 23, 2018、ANHA, July 23, 2018、AP, July 23, 2018、al-Durar al-Shamiya, July 23, 2018、al-Hayat, July 24, 2018、Reuters, July 23, 2018、Ronahi TV, July 23, 2018、SANA, July 23, 2018、UPI, July 23, 2018などをもとに作成。

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