米中央軍(CENTCOM)は、11月29日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して15回の空爆を行ったと発表した。
このうちシリア領内での空爆は5回、ダイル・ザウル市近郊(1回)、フール町近郊(2回)のダーイシュに対して攻撃が行われた。
CENTCOM, November 30, 2015などをもとに作成。
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Detail Report on the Arab Spring in Syria: Latest Situation in Syria / アラビア語の新聞、通信社、ウェブサイトなどを通じて収集した情報をもとに、シリア情勢をより網羅的に把握・紹介することをめざします。
アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(11月29日付)によると、アレッポ・ファトフ軍作戦司令室が、「革命家軍」の支配下にあったアフリーン市郊外の複数の村を制圧したと発表した。
アレッポ・ファトフ作戦司令室が制圧したとするのは、カシュタアール村、タナブ村、アナーブ村、マラーシュ村。
「革命家軍」は西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に参加する武装集団。
これに関して、ARA News(11月29日付)は、アフリーン市郊外のマリーミーン村、アナーブ村で、ヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動からなる武装集団と、人民防衛隊、革命家軍が交戦したと報じる一方、アフリーン市の医療筋の話として、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などからなるジハード主義武装集団との戦闘で27、28日の2日間で、革命家軍の戦闘員9人が死亡、20人以上が負傷したと伝えた。
一方、人民防衛隊に近い複数の消息筋によると、人民防衛隊がアフリーン市郊外でのヌスラ戦線とシャーム自由人イスラーム運動との戦闘で、戦闘員4人を捕捉した。
AFP, November 29, 2015、AP, November 29, 2015、ARA News, November 29, 2015、Champress, November 29, 2015、al-Hayat, November 30, 2015、Iraqi News, November 29, 2015、Kull-na Shuraka’, November 29, 2015、al-Mada Press, November 29, 2015、Naharnet, November 29, 2015、NNA, November 29, 2015、Reuters, November 29, 2015、SANA, November 29, 2015、UPI, November 29, 2015などをもとに作成。
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ダイル・ザウル県では、SANA(11月29日付)によると、シリア軍がマリーイーヤ村でダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆、攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ヒムス県では、SANA(11月29日付)によると、シリア軍がカルヤタイン市、バイダー村、タール山北部、ルマイリーヤ地区、ミンタール・ルマイリーヤ地区、ダアーキナ丘、ムシャイリファ丘、サアン・アスワド村、フーシュ・ハッジュー村、ハラーリーヤ村、ダブール村、タドムル市郊外柑橘農園一帯および採石場一帯、ハズム山一帯、シャルキー山などでダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆、攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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アレッポ県では、SANA(11月29日付)によると、シリア軍が航空士官学校一帯、タッル・アフマル村、タッル・アイユーブ村でダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
シリア軍はまた人民防衛諸集団とともに、ダイル・ハーフィル市でダーイシュを追撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
AFP, November 29, 2015、AP, November 29, 2015、ARA News, November 29, 2015、Champress, November 29, 2015、al-Hayat, November 30, 2015、Iraqi News, November 29, 2015、Kull-na Shuraka’, November 29, 2015、al-Mada Press, November 29, 2015、Naharnet, November 29, 2015、NNA, November 29, 2015、Reuters, November 29, 2015、SANA, November 29, 2015、UPI, November 29, 2015などをもとに作成。
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イドリブ県では、ムハンマド・ジャタルを名乗る反体制活動家がトルコのアナトリア通信(11月29日付)に対して、ロシア軍がアリーハー市を空爆し、住民40人が死亡、70人以上が負傷したと述べた。
これに関して、シリア人権監視団は、ファトフ軍支配下のアリーハー市で、ロシア軍と思われる戦闘機の空爆により、住民少なくとも18人が死亡、40人以上が負傷したと発表した。
また同監視団によると、ロシア軍と思われる戦闘機はハーン・シャイフーン市も空爆し、女児2人を含む4人が死亡した。
また、ARA News(11月29日付)によると、ロシア軍は、トルコ国境に面するバーブ・ハワー国境通行所一帯、ダーナー市を空爆し、10人が負傷した。
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ラタキア県では、SANA(11月29日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともに、県北部のカシュカール山で反体制武装集団を掃討、同地を制圧した。
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アレッポ県では、ARA News(11月29日付)によると、ロシア軍戦闘機がトルコ国境に面するバーブ・サラーマ国境通行所の貨物トラック用のガレージを空爆し、3人が死亡、トルコからアアザーズ市方面に物資を搬送中のトラック1台が炎上した。
一方、SANA(11月29日付)によると、シリア軍がハーン・トゥーマーン村、アズィーズィーヤ村、バーシュカウィー村一帯、アナダーン市北部、アレッポ市ラームーサ地区、バニー・ザイド地区、ブスターン・バーシャー地区、シャイフ・ハドル地区でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ハマー県では、SANA(11月29日付)によると、シリア軍がラターミナ町、スカイク村でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
シリア軍はまた、サイヤード村、バッザーム丘で反体制武装集団と交戦し、シャーム自由人イスラーム運動、イッザ旅団連合の戦闘員35人を殲滅した。
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ダマスカス郊外県では、シリア軍がダーライヤー市各所を「樽爆弾」などで空爆、また東グータ地方でシリア軍とジハード主義武装集団の戦闘により、後者の戦闘員4人が死亡した。
一方、SANA(11月29日付)によると、シリア軍がマルジュ・スルターン村一帯、ダイル・アサーフィール市、ドゥーマー市一帯、ダーライヤー市でシャームの民のヌスラ戦線、イスラーム軍、アジュナード・シャーム・イスラーム連合などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ダマスカス県では、SANA(11月29日付)によると、シリア軍がジャウバル区でイスラーム軍によって掘削された全長350メートルの地下トンネルを発見、これを破壊した。
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ヒムス県では、SANA(11月29日付)によると、シリア軍がファルハーニーヤ村南部でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
AFP, November 29, 2015、Anadolu Ajansı, November 29, 2015、AP, November 29, 2015、ARA News, November 29, 2015、Champress, November 29, 2015、al-Hayat, November 30, 2015、Iraqi News, November 29, 2015、Kull-na Shuraka’, November 29, 2015、al-Mada Press, November 29, 2015、Naharnet, November 29, 2015、NNA, November 29, 2015、Reuters, November 29, 2015、SANA, November 29, 2015、UPI, November 29, 2015などをもとに作成。
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シリア人権監視団は、ダーイシュ(イスラーム国)がカリフ制を樹立した2014年6月29日から2015年11月29日までの17ヶ月間で、ダーイシュがシリア国内で殺害した民間人、シリア軍兵士などの数が3,591人にのぼっていると発表した。
同監視団によると、このうち1,945人は民間人(うち児童77人、18歳以上女性103人)、シャームの民のヌスラ戦線などの反体制武装集団や西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊隊員は247人、ダーイシュ・メンバー415人(スパイ罪、逃亡・離反未遂など)、シリア軍将兵および親政権民兵は975人、反体制派に属さない離反兵2人だという。
AFP, November 29, 2015、AP, November 29, 2015、ARA News, November 29, 2015、Champress, November 29, 2015、al-Hayat, November 30, 2015、Iraqi News, November 29, 2015、Kull-na Shuraka’, November 29, 2015、al-Mada Press, November 29, 2015、Naharnet, November 29, 2015、NNA, November 29, 2015、Reuters, November 29, 2015、SANA, November 29, 2015、UPI, November 29, 2015などをもとに作成。
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イランのアリー・アクバル・ヴェラーヤティー最高指導者顧問、ホセイン・エミール・アブドゥッラフヤーン外務副大臣(アラブ・アフリカ担当)はシリアを訪問し、ダマスカスでアサド大統領と会談し、二国間関係、シリアでの「テロとの戦い」への対応などについて意見を交わした。
ヴェラーヤティー最高指導者顧問らはまた、ワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣(兼副首相)とも個別に会談した。
SANA(11月29日付)が伝えた。

AFP, November 29, 2015、AP, November 29, 2015、ARA News, November 29, 2015、Champress, November 29, 2015、al-Hayat, November 30, 2015、Iraqi News, November 29, 2015、Kull-na Shuraka’, November 29, 2015、al-Mada Press, November 29, 2015、Naharnet, November 29, 2015、NNA, November 29, 2015、Reuters, November 29, 2015、SANA, November 29, 2015、UPI, November 29, 2015などをもとに作成。
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トルコのアフメト・ダウトオール首相は、24日にトルコ軍機が撃墜した後にシリア領内で反体制武装集団によって撃ち殺されたロシア軍戦闘機搭乗員の遺体が、「昨晩(29日)、我々に引き渡された」としたうえで、駐アンカラのロシア大使館スタッフがハタイ県で29日に遺体を受け取ったことを明らかにした。
AFP, November 29, 2015、AP, November 29, 2015、ARA News, November 29, 2015、Champress, November 29, 2015、al-Hayat, November 30, 2015、Iraqi News, November 29, 2015、Kull-na Shuraka’, November 29, 2015、al-Mada Press, November 29, 2015、Naharnet, November 29, 2015、NNA, November 29, 2015、Reuters, November 29, 2015、SANA, November 29, 2015、UPI, November 29, 2015などをもとに作成。
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イスラエルのモシェ・ヤアロン国防大臣は国営ラジオ(11月29日付)で、「シリアから飛来したロシア軍機が我が国領空を1マイル(1.6キロ)侵犯したが、直ちに航路を修正し、シリア領空へ戻った」ことを明らかにした。
ヤアロン国防大臣は「ゴラン高原付近を旋回していたパイロットのミスだと思われる」としたうえで、ロシア機のシリア領空での飛行については、「ロシア軍機は我々を攻撃する意思はないので、誤解を回避するための連絡、連携」が行われていると付言した。
AFP, November 29, 2015、AP, November 29, 2015、ARA News, November 29, 2015、Champress, November 29, 2015、al-Hayat, November 30, 2015、Iraqi News, November 29, 2015、Kull-na Shuraka’, November 29, 2015、al-Mada Press, November 29, 2015、Naharnet, November 29, 2015、NNA, November 29, 2015、Reuters, November 29, 2015、SANA, November 29, 2015、UPI, November 29, 2015などをもとに作成。
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