米主導の有志連合はシリア領内で5回の爆撃を実施(2015年11月23日)

米中央軍(CENTCOM)は、11月23日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して26回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は6回、ハサカ市近郊(3回)、フール町近郊(2回)、ラッカ市近郊(1回)、マーリア市近郊(3回)のダーイシュに対して攻撃が行われた。

CENTCOM, November 24, 2015などをもとに作成。

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アレッポ・ファトフ軍作戦司令室がアレッポ市北部のシリア軍拠点を攻撃(2015年11月23日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団が、アイス村、ハーディル村などアレッポ市南部郊外一帯でシリア軍、国防隊と激しく交戦した。

またロシア軍と思われる戦闘機がズィルバ村一帯、フライターン市を空爆した。

さらにアレッポ市では、ジハード主義武装集団がスライマーン・ハラビー地区のシリア軍拠点を砲撃する一方、シリア軍がバーシュカウィー村、ドゥワイル・ザイトゥーン村一帯を「樽爆弾」で空爆した。

これに関して、ARA News(11月23日付)は、アレッポ・ファトフ軍作戦司令室が、アレッポ市北部のシャイフ・ナッジャール市(工業団地地区)とバーシュカウィー村一帯のシリア軍拠点を攻撃し、シリア軍の拠点複数カ所を制圧したと伝えた。

一方、SANA(11月23日付)によると、シリア軍がハーン・トゥーマーン村、マアッラータ村、アーミリーヤ村、カラム・アズィーザ村、バーシュカウィー村一帯、ドゥワイル・ザイトゥーン村、マンスーラ村、アレッポ市シャイフ・ルトフィー地区、ブスターン・カスル地区、カルム・ジャバル地区、ブスターン・バーシャー地区、シャイフ・ハドル地区、バニー・ザイド地区、ラーシディーン地区、サラーフッディーン地区で、シャームの民のヌスラ戦線、ムジャーヒディーン軍などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

他方、ARA News(11月23日付)は、反体制武装集団に近い消息筋の話として、アフリーン市郊外で、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊と正体不明の武装集団が交戦したと伝えた。

しかし、人民防衛隊はこれを否定した。

このほか、イドリブ県、アレッポ県で活動する「穏健な反体制派」の第101師団(自由シリア軍)の司令部は声明を出し、副司令官を務めるマアムーン・ウマル大佐が、公金を横領し、シリア政府に内通していたとし、副司令官職から解任したと発表した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊がマルジュ・スルターン航空基地一帯で、ジハード主義武装集団と交戦した。

シリア軍はまた、地対地ミサイルと思われる砲弾でザブディーン村を攻撃、さらにロシア軍と思われる戦闘機がドゥーマー市各所を空爆した。

さらにダーライヤー市一帯でも、シリア軍とジハード主義武装集団の戦闘が続いた。

一方、SANA(11月23日付)によると、シリア軍がハラスター市郊外の農場地帯で、イスラーム軍などからなるジハード主義武装集団と交戦し、制圧地域を拡大した。

シリア軍はまた、バイト・サワー村、アーリヤ農場、ドゥーマー市で反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がズワイク山、ドゥーリーン山、ザーヒー山、ナビー・ユーヌス峰一帯でジハード主義武装集団と交戦し、シリア軍が同地一帯を激しく砲撃した。

シリア軍はまたカバーナ村一帯に進軍、これに対してジハード主義武装集団はズワイク山で米国製TOW対戦車ミサイルを使用し、シリア軍に応戦した。

このほか、シリア軍がクルド山およびトルクメン山一帯を「樽爆弾」で空爆したほか、ロシア軍と思われる戦闘機が同地を空爆した。

一方、SANA(11月23日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともに、県北部の1154.5高地を制圧した

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、カフルズィーター市、ラターミナ町、マアルカバ村でシリア軍が「樽爆弾」を投下した。

また戦闘機(所属不明)がハーン・シャイフーン市南部郊外、マアッルバリート村、サルジャ村一帯、イドリブ市を空爆した。

一方、SANA(11月23日付)によると、シリア軍がカフルズィーター市、アトシャーン村、ムーリク市、ラハーヤー村、マアルカバ村でイッザ旅団大隊連合、ジュンド・アクサー機構、ファトフ軍など反体制武装集団の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアトマーン村周辺の平原地帯を砲撃するとともに、カフルシャムス町近郊のタッル・アンタルを「樽爆弾」で空爆した。

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ヒムス県では、SANA(11月23日付)によると、シリア軍がティールマアッラ村でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団の拠点を空爆した。

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イドリブ県では、SANA(11月23日付)によると、シリア軍がブナイン村、イドリブ市南部郊外でファトフ軍、ジュンド・アクサー機構の拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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スワイダー県では、SANA(11月23日付)によると、シリア軍がダルアー市各所、ビータール農場、ガズラーン農場、タファス市でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, November 23, 2015、AP, November 23, 2015、ARA News, November 23, 2015、Champress, November 23, 2015、al-Hayat, November 24, 2015、Iraqi News, November 23, 2015、Kull-na Shuraka’, November 23, 2015、al-Mada Press, November 23, 2015、Naharnet, November 23, 2015、NNA, November 23, 2015、Reuters, November 23, 2015、SANA, November 23, 2015、UPI, November 23, 2015などをもとに作成。

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シリア軍がヒムス県マヒーン町、ヒワーリーン村をダーイシュ(イスラーム国)から奪還する一方、アレッポ市マンビジュ市でダーイシュ退去を求めるデモ発生(2015年11月23日)

ヒムス県では、SANA(11月23日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともに、マヒーン町、フワーリーン村でダーイシュ(イスラーム国)を掃討し、同地を完全制圧した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍とダーイシュは、タドムル市南部および西部郊外一帯で戦闘を続けた。

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アレッポ県では、『ハヤート』(11月24日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)の拠点都市の一つマンビジュ市で、住民がダーイシュの退去を求める抗議デモを実施した。

これに対して、ダーイシュは住民に対する強制捜査を行い、住民らを逮捕した。

一方、クワイリス航空基地一帯では、シリア軍とともに戦闘に参加する民兵の司令官1人が殺害された。

他方、SANA(11月23日付)によると、シリア軍がアークーラ村、ラスム・アブド村、カスキース村東部、ダイル・ハーフィル市、タッル・アイユーブ村、タッル・スース村、シャーミラ村、シャワーヤー丘でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(11月23日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市ハウィーカ地区、ジュバイリーヤ地区、ジュナイナ村、ブーライル村、ダイル・ザウル航空基地一帯でダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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スワイダー県では、SANA(11月23日付)によると、シリア軍がアシュハイブ丘、シャイフ・フサイン村一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ARA News(11月23日付)は、西クルディスタン移行期民政局(ジャズィーラ地区)のアサーイシュ司令部が、ハサカ県ハサカ市周辺のすべての検問所に対して、ダイル・ザウル県、ラッカ県からの住民の流入を規制するよう指示を出した、と伝えた。

AFP, November 23, 2015、AP, November 23, 2015、ARA News, November 23, 2015、Champress, November 23, 2015、al-Hayat, November 24, 2015、Iraqi News, November 23, 2015、Kull-na Shuraka’, November 23, 2015、al-Mada Press, November 23, 2015、Naharnet, November 23, 2015、NNA, November 23, 2015、Reuters, November 23, 2015、SANA, November 23, 2015、UPI, November 23, 2015などをもとに作成。

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ロシア軍はシリア爆撃作戦拡大に向け、ダブア軍事飛行場の拡張を準備(2015年11月23日)

クッルナー・シュラカー(11月23日付)は、複数の信頼できる消息筋の話として、ロシアの空港建設関連の企業が、ヒムス県クサイル市近郊のダブア航空基地の拡張工事の準備を進めている、と伝えた。

同報道によると、ロシア軍はラタキア県ジャブラ市郊外のフマイミーム航空基地(バースィル・アサド国際空港)に加えて、ダブア航空基地をシリア空爆作戦の拠点にしようとしている、という。

Kull-na Shuraka', November 23, 2015
Kull-na Shuraka’, November 23, 2015

 

AFP, November 23, 2015、AP, November 23, 2015、ARA News, November 23, 2015、Champress, November 23, 2015、al-Hayat, November 24, 2015、Iraqi News, November 23, 2015、Kull-na Shuraka’, November 23, 2015、al-Mada Press, November 23, 2015、Naharnet, November 23, 2015、NNA, November 23, 2015、Reuters, November 23, 2015、SANA, November 23, 2015、UPI, November 23, 2015などをもとに作成。

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フランス軍がダーイシュ(イスラーム国)に対する爆撃を本格化させ、拠点2カ所を破壊(2015年11月23日)

AFP(11月23日付)などが伝えたところによると、フランス軍は、地中海のシリア沖に配備した原子力空母シャルル・ドゴールから、複数の戦闘爆撃機を発進させ、シリア領内のダーイシュ(イスラーム国)への空爆作戦を本格化させた。

空爆は、ロシア空軍との連携のもとに実施され、シリア領内の標的2カ所が破壊された。

シャルル・ドゴールはラファール戦闘機など26機を搭載し、18日にトゥーロン港からシリア沖に向かっていた。

同艦の展開により、ダーイシュに対するフランスの空爆能力は3倍に強化されたという。

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フランスのフランソワ・オランド大統領はパリでデヴィッド・キャメロン英首相と会談し、シリア領内でのダーイシュに対する空爆作戦などについて協議した。

会談後の記者会見で、キャメロン首相は、「英国はフランスなどとともに空爆を強化し…、情報共有も密にする」と述べ、キプロス領内の英軍基地の使用をフランス軍に認める考えを明らかにした。

AFP, November 23, 2015、AP, November 23, 2015、ARA News, November 23, 2015、Champress, November 23, 2015、al-Hayat, November 24, 2015、Iraqi News, November 23, 2015、Kull-na Shuraka’, November 23, 2015、al-Mada Press, November 23, 2015、Naharnet, November 23, 2015、NNA, November 23, 2015、Reuters, November 23, 2015、SANA, November 23, 2015、UPI, November 23, 2015などをもとに作成。

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ロシア軍は21、22日の2日間で141回の爆撃を実施し、ヒムス県、ダイル・ザウル県、ラッカ県のダーイシュ(イスラーム国)の石油関連施設など472カ所を破壊(2015年11月23日)

ロシア国防省は、過去2日(21、22日)でロシア軍戦闘機の出撃回数が141回におよび、シリア領内各所の標的472カ所を空爆、破壊したと発表した。

空爆は、アレッポ県、ダマスカス郊外県、イドリブ県、ラタキア県、ハマー県、ヒムス県、ラッカ県、ダイル・ザウル県に及んだ。

ラタキア県のフマイミーム航空基地に配備されているロシア軍機は、ヒムス県タドムル市一帯、ダイル・ザウル県、ラッカ県で、ダーイシュ(イスラーム国)に占拠されている石油関連施設やタンクローリーの車列に対する空爆を実施した。

ラッカ県では、Su-34戦闘戦闘機がダーイシュが使用するタンクローリー80輌、石油備蓄ターミナル、石油生産プラントを破壊した。

ダイル・ザウル県では、Su-34戦闘爆撃機が、砂漠地帯でタンクローリー複数輌を破壊、過去5日間で破壊したタンクローリーの数は1,000台に達したという。

なお、石油関連施設への空爆はイラクの首都バグダードの情報センターからの情報をもとに実施されたという。

一方、アレッポ県アレッポ市近郊、イドリブ県サラーキブ市、ハマー県マルアト・マディーク町一帯では、違法な武装集団に対して空爆を実施した。

AFP, November 23, 2015、AP, November 23, 2015、ARA News, November 23, 2015、Champress, November 23, 2015、al-Hayat, November 24, 2015、Iraqi News, November 23, 2015、Kull-na Shuraka’, November 23, 2015、al-Mada Press, November 23, 2015、Naharnet, November 23, 2015、NNA, November 23, 2015、Reuters, November 23, 2015、SANA, November 23, 2015、UPI, November 23, 2015などをもとに作成。

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ロシアのプーチン大統領がイランで最高指導者ハーメネイー師と会談(2015年11月23日)

ロシアのヴラジミール・プーチン大統領がイランを訪問し、イランの最高指導者アリー・ハーメネイー師と会見をした。

ハーメネイー師との会談は2時間におよび、『ハヤート』(11月24日付)などによると、対米政策、シリア紛争への対応などさまざまな問題について意見を交わした。

会談で、ハーメネイー師は、米国の対シリア政策似関して「彼らはシリアを掌握し、そのうえで地域全体に影響力を行使しようとしている」としたうえで、「ダーイシュ(イスラーム国)を含むテロ組織を直接、間接に支援している」と批判した。

これに対して、プーチン大統領は「我々は、一部の国が行うように自らのパートナーを裏切ることはしない。もし意見を異にしたとしても、我々は対話と通じて問題に対処する」としたうえで、「シリア問題の解決が政治的な選択、そしてシリア国民の意見を受け入れること以外によってはなし得ないと考えている。部隊者がこの権利に干渉したり、シリアジに解決策を押しつけることはできない」と述べた。


AFP, November 23, 2015、AP, November 23, 2015、ARA News, November 23, 2015、Champress, November 23, 2015、al-Hayat, November 24, 2015、Iraqi News, November 23, 2015、Kull-na Shuraka’, November 23, 2015、al-Mada Press, November 23, 2015、Naharnet, November 23, 2015、NNA, November 23, 2015、Reuters, November 23, 2015、SANA, November 23, 2015、UPI, November 23, 2015などをもとに作成。

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シリア国民連合のハウジャ代表、ヌスラ戦線に対してアル=カーイダからの脱退を宣言し、「自由シリア軍」と共闘するよう呼びかける(2015年11月23日)

トルコで活動するシリア革命反体制勢力国民連立のハーリド・ハウジャ代表はイスタンブールで記者会見を開き、アル=カーイダ系のシャームの民のヌスラ戦線に対して、アル=カーイダからの脱退を宣言し、シリアの反体制派と共闘するよう呼びかけた。

ハウジャ代表は記者会見で、ロシア軍によるシリア領内で2,977人の民間人が犠牲になったと主張する一方、「ロシア軍のダーイシュ(イスラーム国)に対する空爆の割合は6%にも満たず、そのほとんどが民間人と自由シリア軍を標的としている」と非難し、「ロシアによる空爆の継続と民間人殺戮によって、難民流出の波が増大する」と警鐘を鳴らした。

そのうえで、ヌスラ戦線に対して「アル=カーイダとのつながりを絶ち…、シリアのすべての武装組織に、革命のもとに開始された愛国的な路線をとる」よう呼びかけた。

また、ウィーン・プロセスに関しては、2012年6月のジュネーブ合意に沿った政治解決を求めると強調、「バッシャール・アサドとその取り巻きがいる限り、政治的解決はあり得ない」と述べ、改めて退陣を要求した。

シリア革命反体制勢力国民連立は、ヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動といったアル=カーイダ系組織からなるファトフ軍の進撃などに対して、革命家の成果などと賞賛してきた経緯がある。

なお、アル=カーイダからの離反に関しては、アル=カーイダのメンバーが中心となって発足したシャーム自由人イスラーム運動がアル=カーイダとの関係を否定し、トルコ、カタール、サウジアラビアといった国から支援を受けている。

しかし、ヌスラ戦線は国連安保理の国際テロリストのブラック・リストに記載されており、ヌスラ戦線がアル=カーイダからの脱退を宣言したとしても、国連安保理でブラック・リストから抹消されない限りは国際テロ組織との認定を免れない。

また、『ハヤート』(11月23日付、イブラーヒーム・ハミーディー記者)は、12月半ばに予定されているウィーン4会議に向け、「国際シリア支援グループ」(ISSG)各国は、反体制派を「合法的な反体制派」と「テロ組織」に峻別するための協議を続けていると伝えた。

このなかで、ダーイシュ、ヌスラ戦線に加えて、ファトフ軍を脱退したジュンド・アクサー機構、チェチェン人戦闘員を主体とするムハージリーン・ワ・アンサール軍をテロ組織に追加する動きが進む一方、サウジアラビア、カタール、トルコが後援するイスラーム軍やシャーム自由人イスラーム運動の処遇については、依然として意見の対立が続いているという。

AFP, November 23, 2015、AP, November 23, 2015、ARA News, November 23, 2015、Champress, November 23, 2015、al-Hayat, November 23, 2015, November 24, 2015、Iraqi News, November 23, 2015、Kull-na Shuraka’, November 23, 2015、al-Mada Press, November 23, 2015、Naharnet, November 23, 2015、NNA, November 23, 2015、Reuters, November 23, 2015、SANA, November 23, 2015、UPI, November 23, 2015などをもとに作成。

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シリア人権監視団:有志連合の爆撃でダーイシュ(イスラーム国)メンバー3,547人、民間人250人が死亡(2015年11月23日)

シリア人権監視団は、米国主導の有志連合がシリア空爆を開始した2014年9月23日から2015年11月23日までの14ヶ月間に、有志連合の空爆で死亡した犠牲者が3,952人を記録したと発表した。

犠牲者のうち民間人は250人(子供66人、女性44人)で、3,547人がダーイシュ(イスラーム国)のメンバー、136人がシャームの民のヌスラ戦線メンバー、10人がスンナ軍メンバーだという。

AFP, November 23, 2015、AP, November 23, 2015、ARA News, November 23, 2015、Champress, November 23, 2015、al-Hayat, November 24, 2015、Iraqi News, November 23, 2015、Kull-na Shuraka’, November 23, 2015、al-Mada Press, November 23, 2015、Naharnet, November 23, 2015、NNA, November 23, 2015、Reuters, November 23, 2015、SANA, November 23, 2015、UPI, November 23, 2015などをもとに作成。

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