米主導の有志連合はシリア領内で7回の爆撃を実施(2015年11月2日)

米中央軍(CENTCOM)は、11月2日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して22回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は7回、ハサカ市近郊(3回)、マーリア市近郊(2回)、ダイル・ザウル市近郊(2回)のダーイシュに対して攻撃が行われた。

CENTCOM, November 3, 2015などをもとに作成。

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シャーム自由人イスラーム運動、イスラーム軍、離反士官がカイロで秘密会合を開き、「最高軍事評議会」設置について協議(2015年11月2日)

オリエント・ネット(11月2日付)は、複数のアラブ筋の話として、10月31日にエジプトの首都カイロで、シリア国内で戦う武装集団の代表者が極秘会合を開き、「最高軍事評議会」設置について協議したと報じた。

この極秘会合は、フランス、そしてサウジアラビア、カタールといったアラブ湾岸諸国の要請を受けて、エジプト外務省が主催したもので、カイロ空港近くのセミラミス・ホテルで開催された。

会合には、イスラーム軍、シャーム自由人イスラーム国、イスラーム戦線、離反士官

またエジプトの総合情報部の士官ら200人が会合の準備にあたり、米国、サウジアラビア、カタール、ヨルダン、エジプトの治安機関代表も参加した。

「最高軍事評議会」は、シリア国内で活動する反体制武装集団、離反士官から構成され、その設置案では、「シリア国民の虐殺に関与した士官約100人の追放」、「第4師団、共和国護衛隊の解体とその将兵のシリア軍への編入」、「空軍情報部、軍事情報局、政治治安部の解体」、「戦争犯罪に関与した士官の裁判」、「国防隊の解体と武装解除」などが定められているという。

また「最高軍事評議会」に、政権内の一部のアラウィー派士官やキリスト教徒士官の懐柔し、参加させることも検討しているという。

なお、会合では、その議長として、マナーフ・トゥラース元准将が推挙されたが、「アサド大統領と近しい関係にあったために国内で受け入れられない」、「離反士官のなかにはトゥラース氏よりも上位の士官(少将、中将)がいる」といった理由で、多くの出席者の反対を受けたという。

Orient Net, November 2, 2015をもとに作成。

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反体制武装集団がラタキア県北部、アレッポ市南部の要衝を奪還(2015年11月2日)

ラタキア県では、ドゥラル・シャーミーヤ(11月2日付)によると、シリア軍が11月1日に制圧したガマーム村を反体制武装集団(第2沿岸師団など)が奪還した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍の空爆と並行して、シリア軍、国防隊、アラブ系・アジア系外国人戦闘員が、ワディーヒー村、シュカイディラ村、バッカーラ丘、バンジーラ山、カラースィー村一帯でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、後者はシリア軍に制圧されていたバンジーラ山一帯の複数の拠点を奪還した。

またARA News(11月2日付)によると、シャーム戦線(「命じられるがまま進め」連合)がシリア軍との戦闘の末、ハーディル村周辺の丘陵地帯を奪還した。

他方、シャーム戦線のアブー・マーヒル・ヒムスィー副司令官は声明を出し、戦線傘下の治安機関を解体すると発表した。

治安機関解体は、統合的な治安機関の設置をめざすアレッポ市および同市一帯の住民や革命家たちの要請を受けたものだという。

このほか、シャーム軍広報局は声明を出し、マルジュ・ダービク大隊(自由シリア軍)がシャーム軍に合流したと発表した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がドゥーマー市を砲撃し、子供3人を含む6人が死亡した。

一方、SANA(11月2日付)によると、シリア軍がマルジュ・スルターン航空基地一帯、ハラスター市農場地帯でシャームの民のヌスラ戦線、イスラーム軍などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアンタル丘、カフルシャムス町一帯、ウンム・アウサジュ村一帯を砲撃した。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がマスハラ村、ウンム・バーティナ村、西サムダーニーヤ村、ハミーディーヤ村を砲撃した。

一方、SANA(11月2日付)によると、シリア軍がウーファーニヤー村、タルジャナ村、ジュャバーター・ハシャブ村一帯でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(11月2日付)によると、シリア軍がラターミナ町、スカイク村、ラトミーン村でファトフ軍の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

シリア軍はまたスカイラビーヤ市一帯でファトフ軍と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(11月2日付)によると、シリア軍がヒムス市ワアル地区、タルビーサ市郊外でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, November 2, 2015、AP, November 2, 2015、ARA News, November 2, 2015、Champress, November 2, 2015、al-Durar al-Shamiya, November 2, 2015、al-Hayat, November 3, 2015、Iraqi News, November 2, 2015、Kull-na Shuraka’, November 2, 2015、November 3, 2015、al-Mada Press, November 2, 2015、Naharnet, November 2, 2015、NNA, November 2, 2015、Reuters, November 2, 2015、SANA, November 2, 2015、UPI, November 2, 2015などをもとに作成。

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シリア民主軍がハサカ県でダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末、複数の村を制圧(2015年11月2日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、タッル・ハミース市・フール町間の一帯などで、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、シリア民主軍がタッル・ブラーク町南部のハッラーブ・アッタール村、ハッラーブ・アリー・サギーラ村、ライナス村などを制圧した。

また、ARA News(11月2日付)によると、シリア民主軍はフール町東部のバフラト・ハーヌーティーヤ村方面に進軍し、ダーイシュと交戦した。

進軍に先立ち、同地一帯を有志連合が空爆したという。

一方、ARA News(11月2日付)は、ダーイシュに近い匿名筋の話として、ダーイシュがタッル・ブラーク町南部のシリア軍と西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊の合同部隊の車列に対して自爆攻撃を行ったと伝えた。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がターディフ市のダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。

またハナースィル市・イスリヤー村街道一帯、シャイフ・アフマド村、タッルアラン村、タッル・ハースィル村、タアーナ村一帯では、シリア軍、国防隊がダーイシュとの戦闘を続けた。

一方、SANA(11月2日付)によると、シリア軍がアレッポ市東部・北部のタッル・スィースィーン村、ハザワーン村、タイバ村、ワディーア村、ターディフ市、ラドワーニーヤ村、ジュッブ・サファー村、シャイフ・アフマド村、ラスム・アブド村、ウンム・アルキーラ村、マフラサ村、マスカナ村南部、クワイリース航空基地一帯、ジャービリーヤ村、カスキース村のダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(11月2日付)によると、シリア軍がマヒーン町およびその一帯、フワーリーン村でダーイシュ(イスラーム国)に対する空爆を行い、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

シリア軍はまた、マヒーン町一帯、タドムル市一帯(柑橘農園)でダーイシュと交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(11月2日付)によると、シリア軍がムーハサン市北部、ジャフラ村、マリーイーヤ村、ハウィージャト・マリーイーヤ村、ダイル・ザウル市ハウィーカ地区、ハミーディーヤ地区でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, November 2, 2015、AP, November 2, 2015、ARA News, November 2, 2015、Champress, November 2, 2015、al-Hayat, November 3, 2015、Iraqi News, November 2, 2015、Kull-na Shuraka’, November 2, 2015、al-Mada Press, November 2, 2015、Naharnet, November 2, 2015、NNA, November 2, 2015、Reuters, November 2, 2015、SANA, November 2, 2015、UPI, November 2, 2015などをもとに作成。

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ロシア軍がダーイシュ(イスラーム国)の支配下にあるタドムル市(ヒムス県)を13回にわたり爆撃(2015年11月2日)

ロシア国防省は、ロシア軍が過去48時間で131回出撃し、ハマー県、ラタキア県、ヒムス県、アレッポ県、ラッカ県、ダマスカス郊外県で、ダーイシュ(イスラーム国)など国際テロ組織の施設237カ所を破壊したと発表した。

空爆では、ダーイシュの司令拠点17カ所、武器弾薬庫7カ所、防衛拠点・教練キャンプ22カ所、壕・避難所189カ所を破壊したという。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍機と思われれる戦闘機が、ダーイシュ(イスラーム国)の支配下にあるタドムル市を10回にわたって空爆した。

またSNN(11月2日付)によると、タドムル市西部郊外砂漠地帯、シャーイル・ガス採掘所一帯、タイフール航空基地一帯では、シリア軍とダーイシュが交戦した。

AFP, November 2, 2015、AP, November 2, 2015、ARA News, November 2, 2015、Champress, November 2, 2015、al-Hayat, November 3, 2015、Iraqi News, November 2, 2015、Kull-na Shuraka’, November 2, 2015、al-Mada Press, November 2, 2015、Naharnet, November 2, 2015、NNA, November 2, 2015、Reuters, November 2, 2015、SANA, November 2, 2015、SNN, November 2, 2015、UPI, November 2, 2015などをもとに作成。

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民主的変革国民調整委員会はウィーンでの外相会合の成果に支持を表明(2015年11月2日)

民主的変革国民調整委員会の執行部は声明を出し、23日、29~30日にオーストリアの首都ウィーンで開催された外相会議(ウィーン1会議、ウィーン2会議)と30日に採択された声明(ウィーン声明)に関して、「正しい報告に向けた措置とみなし、支持する」と表明した。

AFP, November 2, 2015、AP, November 2, 2015、ARA News, November 2, 2015、Champress, November 2, 2015、al-Hayat, November 3, 2015、Iraqi News, November 2, 2015、Kull-na Shuraka’, November 2, 2015、al-Mada Press, November 2, 2015、Naharnet, November 2, 2015、NNA, November 2, 2015、Reuters, November 2, 2015、SANA, November 2, 2015、UPI, November 2, 2015などをもとに作成。

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