Monthly Archives: 5月 2016

米・ロシアの合意を受け、シリア軍は5月5日からアレッポ市に「講和状態」を適用すると発表(2016年5月4日)

シリア軍総司令部は声明を出し、5月5日午前1時から48時間の期限付きで、アレッポ市に「講和規定」を適用すると発表した。 また、米国務省は声明を出し、米国とロシアがアレッポ市に停戦地域(「講和規定」適用地域)を拡大すること … Read More

ロシアのラヴロフ外務大臣「米国はアル=カーイダ系のヌスラ戦線を停戦の対象に含めようとしている」(2016年5月4日)

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣はスプートニク・ニュース(5月4日付)のインタビューに応じ、米国とロシアが「アレッポを停戦対象地域(「講和規定」適用地域)に含めるために行動している」としつつ、米国がアル=カーイダ系組織 … Read More

アレッポ市でヌスラ戦線と共闘する反体制派が産婦人科病院などを砲撃し17人が死亡(2016年5月3日)

アレッポ県では、AFP(5月3日付)によると、シリア軍戦闘機が、反体制武装集団の支配下にあるアレッポ市東部のシャッアール地区、サーフール地区、ハラク地区を空爆した。 しかし、SANA(5月3日付)によると、シャームの民の … Read More

所属不明の戦闘機がダーイシュの中心都市ラッカ市に対して過去最大規模の爆撃を実施(2016年5月3日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)が、ダーイシュ(イスラーム国)の中心都市のラッカ市を空爆し、民間人19人が死亡した。 35回以上にわたって行われた空爆がロシア軍・シリア軍によるものか、有志連 … Read More

東グータ地方でヌスラ戦線、ラフマーン軍団とイスラーム軍の戦闘停止も求めるデモ(2016年5月3日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、4月28日にシャームの民のヌスラ戦線やラフマーン軍団などが東グータ地方各所(サクバー市、バイト・サワー村、ジスリーン町、ザマルカー町、ミスラーバー市)のイスラーム軍の拠点を … Read More

トルコ軍がアレッポ県北西部を越境砲撃し、ダーイシュ戦闘員13人を殺害(2016年5月3日)

アレッポ県では、ロイター通信(5月3日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)が県北西部から撃った迫撃砲弾がトルコ領内のキリス市に着弾、これを受けトルコ軍が報復として越境砲撃を行った。 ARA News(5月3日付)によ … Read More

ハマー中央刑務所でアレッポ市での戦闘停止を求める抗議行動(2016年5月3日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、ハマー市郊外のハマー中央刑務所で収監者がアレッポ市での戦闘停止を求めて座り込みの抗議デモを開始した。 これに対して、シリア政府当局は施設内の電力、水供給を停止、また催涙ガスなどを使 … Read More

スカイ・ニュースはダーイシュを離反した「自由シリア軍」メンバーから得た情報をもとにシリア政府とダーイシュの関係を指摘(2016年5月3日)

スカイ・ニュース(5月3日付)は、ダーイシュ(イスラーム国)元メンバーから入手した新たなデータから、シリア軍がダーイシュと石油密売買や、UNESCO世界遺産のパルミラ遺跡を擁するタドムル市(ヒムス県)からのダーイシュの撤 … Read More

ムアッリム外務在外居住者大臣は、反体制派教練を目的としたノルウェー軍専門家のシリア派遣を「国連安保理決議に反するあからさまな内政干渉」と非難(2016年5月3日)

ワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣(兼副首相)は、ノルウェー政府がダーイシュ(イスラーム国)と戦う反体制武装集団を教練するため、ノルウェー軍専門家をシリア領内に派遣することを決定したことに関して、「国連安保理決議に反 … Read More

マセ仏外務・国際開発省事務次官がイランを訪問し、アブドゥッラフヤーン外務副大臣とシリア情勢への対応について協議(2016年5月3日)

クリスチャン・マセ仏外務・国際開発省次官はイランを訪問し、首都テヘランでホセイン・エミール・アブドゥッラフヤーン外務副大臣(アラブ・アフリカ担当)と会談、シリア情勢への対応などについて意見を交わした。 『ハヤート』(5月 … Read More

ロシアのラヴロフ外務大臣はデミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表と会談「「穏健な反体制派」を自認する者はヌスラ戦線支配地域から撤退し、テロとの関係を絶たねばならない」(2016年5月3日)

スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表はロシアを訪問し、首都モスクワでセルゲイ・ラブロフ外務大臣と会談し、シリア情勢への対応について協議した。 ラブロフ外務大臣は会談後、米国・ロシアがスイスの首都ジュネーブ … Read More

米軍主導の有志連合はシリア領内で4回の爆撃を実施(2016年5月2日)

米中央軍(CENTCOM)は、5月2日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して29回の空爆を行ったと発表した。 このうちシリア領内での空爆は4回で、シャッダーディー市(1回)、ラッカ市(2回)、マ … Read More

アレッポ市でシリア軍が爆撃を続ける一方、ヌスラ戦線と共闘する反体制派は砲撃で対抗し、住民3人が死亡(2016年5月2日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアレッポ市東部の反体制武装集団支配地域(ブスターン・カスル地区、サラーフッディーン地区、ハラク地区)を空爆したが、死傷者はなかった。 これに対して、シャームの民のヌスラ … Read More

シリア軍がシャーイル石油ガス田一帯(ヒムス県)でダーイシュと交戦(2016年5月2日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シャーイル石油ガス採掘所一帯で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。 これに関して、ARA News(5月2日付)は、ダーイシュがシャーイル石油ガス採掘所に近いシリア軍 … Read More

ケリー米国務長官はジュネーブでサウジアラビアのジュバイル外相らと会談(2016年5月2日)

ジョン・ケリー米国務長官はスイスの首都ジュネーブでサウジアラビアのアーディル・ジュバイル外務大臣、ヨルダンのナースィル・ジャウダ外務大臣、スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表と会談し、シリア情勢への対応な … Read More

ノルウェーのソルベルグ首相は「穏健な反体制派」に教練を施すため、軍専門家60人をシリア領内に派遣すると発表(2016年5月2日)

ノルウェーのエルナ・ソルベルグ首相は、ダーイシュ(イスラーム国)と戦う「穏健な反体制派」に教練を施すため、ノルウェー軍専門家60人をシリア領内に派遣すると発表した。 AFP, May 2, 2016、AP, May 2, … Read More

米軍主導の有志連合はシリア領内で7回の爆撃を実施(2016年5月1日)

米中央軍(CENTCOM)は、5月1日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して25回の空爆を行ったと発表した。 このうちシリア領内での空爆は7回で、フール町(1回)、シャッダーディー市(2回)、ラ … Read More

ダマスカス郊外県東グータ地方で対立を続けるラフマーン軍団とイスラーム軍が一時停戦を発表(2016年5月1日)

ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(5月2日付)、ARA News(5月2日付)などによると、4月28日に東グータ地方各所でシャームの民のヌスラ戦線とともにイスラーム軍の拠点を襲撃して以降、同組織と戦闘状態にあ … Read More

シャーム自由人イスラーム運動の幹部タフタナーズ氏は、アル=カーイダ系組織のヌスラ戦線やトルコが後援するシャーム軍団とともにファトフ軍を「復活」させたと発表(2016年5月1日)

シャーム自由人イスラーム運動の幹部の一人アブー・ヤズィード・タフタナーズ氏は、ツイッターの自身のアカウントを通じて、「ファトフ軍作戦司令室は学徒たちの多大なる努力を受け、新たに復活した」と発表、イドリブ県やアレッポ県北部 … Read More

有志連合無人戦闘機がアレッポ県北西部のダービク村にあるダーイシュの爆発物倉庫を爆撃(2016年5月1日)

アレッポ県では、AFP(5月1日付)がトルコ軍の複数の消息筋の話として伝えたところによると、有志連合の無人戦闘機が県北西部のダービク村にあるダーイシュ(イスラーム国)の爆発物倉庫を空爆し、これを破壊、また施設内などにいた … Read More

アレッポ市でシリア軍の爆撃が続くなか、ヌスラ戦線と共闘する反体制派の砲撃で住民6人が死亡(2016年5月1日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアレッポ市のザフラー協会地区一帯を砲撃した。 一方、SANA(5月1日付)によると、シャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団がアレッポ市スライマーニーヤ地区、 … Read More

シリア軍がスフナ市(ヒムス県)、ハナースィル市郊外(アレッポ県)などを爆撃(2016年5月1日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がダーイシュ(イスラーム国)が展開するハナースィル市郊外を空爆した。 一方、SANA(5月1日付)によると、シリア軍がハナースィル市南部一帯でダーイシュ(イ … Read More

カービー米国務省報道官「ケリー国務長官はロシアに対し、シリア政府の(停戦)違反を停止させるための措置を講じるよう求めた」(2016年5月1日)

ジョン・カービー米国務省報道官は、ジョン・ケリー米国務長官がスタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表、リヤド最高交渉委員会委員長のリヤード・ヒジャーブ元首相とそれぞれ電話会談を行ったと発表、アレッポ市での戦闘 … Read More

シリア国内で活動する反体制武装集団42組織がリヤド最高交渉委員会によるジュネーブ3会議での協議参加中止決定を支持(2016年5月1日)

シリア国内で活動する反体制武装集団42組織が共同声明を出し、リヤド最高交渉委員会によるジュネーブ3会議での協議参加中止決定を支持、またシリア軍による「講和規定」開始宣言に関して「(戦闘地域の)分断や地域限定の停戦」を拒否 … Read More