フランスの考古学研究グループが、北・東シリア自治局の支配下にあるダイル・ザウル県でYPGの護衛を受けて遺跡の盗掘(2020年7月15日)

トルコ国営のアナトリア通信(7月15日付)は、複数の地元筋から得た情報として、フランスの考古学研究者のグループが、北・東シリア自治局の支配下にあるダイル・ザウル県のユーフラテス川東岸地域で、人民防衛隊(YPG)の護衛を受けて、秘密裏に遺跡の盗掘を行っていると伝えた。

同通信によると、遺跡の盗掘は数ヶ月前に始められ、ハーブール川下流のガリーバ村にあるドゥル・カトリンム遺跡とその一帯で発掘作業が行われているという。


AFP, July 15, 2020、Anadolu Ajansı, July 15, 2020、ANHA, July 15, 2020、AP, July 15, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 15, 2020、Reuters, July 15, 2020、SANA, July 15, 2020、SOHR, July 15, 2020、UPI, July 15, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダルアー県で反体制武装集団元メンバーのパレスチナ人が殺害される(2020年7月15日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、正体不明の武装集団がムザイリーブ町とタッル・シハーブ町を結ぶ街道に架かるマグリビーヤ橋で、シリア政府との和解に応じた元反体制武装集団に所属していたパレスチナ人を襲撃し、殺害した。

また、ウンム・マヤーズィン町では、車に仕掛けられた爆弾が爆発し、女性1人を含む3人が死亡した。

AFP, July 15, 2020、ANHA, July 15, 2020、AP, July 15, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 15, 2020、Reuters, July 15, 2020、SANA, July 15, 2020、SOHR, July 15, 2020、UPI, July 15, 2020などをもとに作成。

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シャーム解放機構はジハード調整を支援したとして逮捕したアブー・フサーム・ビリーターニーを釈放(2020年7月15日)

シリア人権監視団によると、シャーム解放機構は、6月23日にイドリブ県のアティマ村で逮捕したアブー・フサーム・ビリーターニー氏を釈放した。

逮捕は、ビリーターニー氏が「堅固に持せよ」作戦司令室に参加しているジハード調整を率いるアブー・アブド・アシュダー氏を支援し、「堅固に持せよ」作戦司令室に参加したのが理由。

ビリーターニー氏はシリア北西部の「解放区」で学校や慈善協会を設立・指導するなど、支援分野の重要人物とみなされている。

AFP, July 15, 2020、ANHA, July 15, 2020、AP, July 15, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 15, 2020、Reuters, July 15, 2020、SANA, July 15, 2020、SOHR, July 15, 2020、UPI, July 15, 2020などをもとに作成。

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カーミシュリー市でシリア軍とアサーイシュ(内務治安部隊)が交戦し、双方に死傷者(2020年7月15日)

ハサカ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(7月15日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるカーミシュリー市で、シリア軍とアサーイシュ(内務治安部隊)が交戦し、アサーイシュの隊員2人が死亡、4人が負傷した。

シリア軍側も士官1人が死亡、5人が負傷した。

戦闘は、市の中心街に位置するサブア・バフラート交差点近くのアサーイシュの検問所でシリア軍が制止を振り切って通過しようとしたために発生した。

戦闘を受けて、ロシア軍のパトロール部隊が現場に展開し、兵力を引き離し、事態を収拾した。

一方、シリア人権監視団によると、ロシア軍がタッル・サマン村一帯でパトロールを実施した。

AFP, July 15, 2020、ANHA, July 15, 2020、AP, July 15, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 15, 2020、Reuters, July 15, 2020、SANA, July 15, 2020、SOHR, July 15, 2020、UPI, July 15, 2020などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県アブー・ハマーム市で北・東シリア自治局下の教育局が定めたカリキュラムを拒否するデモ(2020年7月15日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下にあるアブー・ハマーム市で同自治局ダイル・ザウル民政評議会傘下の教育局が定めたカリキュラムを拒否するデモが発生し、傘下したシュアイタート部族の住民がプラカードを掲げるなどして抗議の意思を示した。


AFP, July 15, 2020、ANHA, July 15, 2020、AP, July 15, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 15, 2020、Reuters, July 15, 2020、SANA, July 15, 2020、SOHR, July 15, 2020、UPI, July 15, 2020などをもとに作成。

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トルコ占領下のアレッポ県バーブ市を所属不明の航空機が爆撃、10人以上死亡(2020年7月15日)

アレッポ県では、ANHA(7月15日付)によると、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域の拠点都市の一つバーブ市が所属不明の航空機の爆撃を受け、ブー・ガザール地区のイーマーン・モスク一帯とアール・ナッジャール地区のサラーム病院一帯の住宅が倒壊し、住民多数が死傷した。

シリア人権監視団、ザマーン・ワスル(7月15日付)によると、爆撃はロシア軍戦闘機によると見られ、女性と子供を含む住民10人以上が死傷した。

ドゥラル・シャーミーヤ(7月15日付)は、ロシア軍による爆撃と断じた。

一方、シリア人権監視団によると、バーブ市で、内務治安部隊(自由警察)が追跡中の指名手配者と交戦、1人を殺害、複数人を負傷させた。

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同じく、アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるマンビジュ市東のトゥーハール村一帯で、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍傘下のマンビジュ軍事評議会とトルコの支援を受ける国民軍が交戦した。

一方、トルコ軍は、同じくシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市、同市近郊のマルアナーズ村、アイン・ダクナ村を砲撃した。

AFP, July 15, 2020、ANHA, July 15, 2020、AP, July 15, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 15, 2020、Reuters, July 15, 2020、SANA, July 15, 2020、SOHR, July 15, 2020、UPI, July 15, 2020、Zaman al-Wasl, July 15, 2020などをもとに作成。

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カーミシュリー市でシーザー・シリア市民保護法と米・トルコの占領に抗議するデモ(2020年7月15日)

ハサカ県では、ANHA(7月15日付)とSANA(7月15日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるカーミシュリー市で、住民が米国のシーザー・シリア市民保護法などによる制裁、米国とトルコの占領に抗議するデモを行った。

AFP, July 15, 2020、ANHA, July 15, 2020、AP, July 15, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 15, 2020、Reuters, July 15, 2020、SANA, July 15, 2020、SOHR, July 15, 2020、UPI, July 15, 2020などをもとに作成。

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ハサカ市のシリア民主軍拠点で大きな爆発(2020年7月15日)

ハサカ県では、SANA(7月15日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるハサカ市のムシャイリファ地区に設置されている人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の拠点の一つで大きな爆発が発生した。

これに関して、北・東シリア自治局の内務治安軍部隊(アサーイシュ)は声明を出し、爆発は、ダーイシュ(イスラーム国)との戦闘で回収された爆発性戦争残存物(ERW)を保管していた武器弾薬庫での電気のショートによるものだとしたうえで、「敵機の爆撃」による爆発だとする一部情報を否定した。

また、爆発での人的被害はなかったと付言した。

しかし、シリア人権監視団は、この爆発でアサーイシュとシリア民主軍の隊員9人が負傷したと発表した。

AFP, July 15, 2020、ANHA, July 15, 2020、AP, July 15, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 15, 2020、Reuters, July 15, 2020、SANA, July 15, 2020、SOHR, July 15, 2020、UPI, July 15, 2020などをもとに作成。

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ハマー県東部でシリア軍がダーイシュと交戦し、戦闘員複数人を殲滅(2020年7月15日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と親政権民兵が、ラッカ県、アレッポ県との県境に近いイスリヤー村一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、戦闘員複数人を殲滅した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の治安部隊が、サルミーン市、サルマダー市でダーイシュ(イスラーム国)のスリーパー・セル摘発作戦を敢行し、激しい戦闘の末にセルの指導者1人を殺害した。

AFP, July 15, 2020、ANHA, July 15, 2020、AP, July 15, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 15, 2020、Reuters, July 15, 2020、SANA, July 15, 2020、SOHR, July 15, 2020、UPI, July 15, 2020などをもとに作成。

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シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ県の「解放区」とトルコ占領下のアレッポ県北部で、新たに3人の新型コロナウイルス感染者確認(2020年7月15日)

シリア人権監視団によると、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ県の「解放区」とトルコ占領下のアレッポ県北部で、新たに3人の新型コロナウイルス感染者が確認された。

これにより、6月9日以降、「解放区」と占領地で確認された感染者数は11人(うち医療関係者6人)となった。

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一方、反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で7月15日に新たに3人の新型コロナウイルス感染者が確認されたと発表した。

これにより、同地での感染者数は計11人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1330906467114241/

AFP, July 15, 2020、ACU, July 15, 2020、ANHA, July 15, 2020、AP, July 15, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 15, 2020、Reuters, July 15, 2020、SANA, July 15, 2020、SOHR, July 15, 2020、UPI, July 15, 2020などをもとに作成。

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保健省は政府支配地域で新たに19人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者2人が完治、1人が死亡したと発表(2020年7月15日)

保健省は政府支配地域で新たに19人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者2人が完治、1人が死亡したと発表した。

これにより、7月15日現在の同地での感染者数は計458人、うち死亡したのは22人、回復したのは140人となった。

SANA(7月15日付)が伝えた。

AFP, July 15, 2020、ANHA, July 15, 2020、AP, July 15, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 15, 2020、Reuters, July 15, 2020、SANA, July 15, 2020、SOHR, July 15, 2020、UPI, July 15, 2020などをもとに作成。

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シリア軍がイドリブ県を激しく砲撃し、「決戦」作戦司令室戦闘員3人を殺害、トルコ軍がこれに応戦(2020年7月15日)

イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから132日目を迎えた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のカンスフラ村、バーラ村などを激しく砲撃し、戦闘員3人が死亡、2人が負傷した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、「決戦」作戦司令室とこれを支援するトルコ軍部隊が、カフルナブル市一帯に展開するシリア軍の拠点に対して砲撃を行った。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を5件(イドリブ県3件、ラタキア県0件、アレッポ県2件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

AFP, July 15, 2020、ANHA, July 15, 2020、AP, July 15, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 15, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, July 15, 2020、Reuters, July 15, 2020、SANA, July 15, 2020、SOHR, July 15, 2020、UPI, July 15, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民52人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は581,845人に(2020年7月15日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(7月15日付)を公開し、7月14日に難民52人(うち女性15人、子供27人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民52人(うち女性15人、子供27人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は581,845人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者186,597人(うち女性56,119人、子ども94,894人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,702,924人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は811,125人(うち女性243,395人、子供413,385人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, July 15, 2020をもとに作成。

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シリア軍兵士が米軍パトロール部隊に向かって罵声を浴びせる映像が公開される(2020年7月14日)

MAES(シリア東部地区ネット)は、シリア軍兵士が米軍パトロール部隊に向かって罵声を浴びせる映像をフェイスブックで公開した。

公開された映像には、米軍装甲車の前に立ちはだかり、「武器を降ろせ、ロバ」とアラビア語で罵倒する様子が写っている。

https://www.facebook.com/101676981269856/videos/281627852905181/

撮影された正確な日にちは不明で、場所はハサカ県アブー・ラースィーン(ザルカーン)町近郊。

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ハサカ県では、SANA(7月14日付)によると、北・東シリア自治局とシリア政府の共同統治(分割統治)下にあるハサカ市のグワイラーン地区(北・東シリア自治局統治下)に、兵站物資や装備を積んだ米軍の車輌が入った。

AFP, July 14, 2020、ANHA, July 14, 2020、AP, July 14, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 14, 2020、Reuters, July 14, 2020、SANA, July 14, 2020、SOHR, July 14, 2020、UPI, July 14, 2020などをもとに作成。

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トルコ占領下のアレッポ県とハサカ県で国民軍戦闘員が相次いで狙われ5人死亡(2020年7月14日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のアフリーン市近郊のサアルンジカ村で正体不明の武装集団が国民軍に所属する北部の鷹旅団を襲撃、3人を殺害した。

一方、ANHA(7月14日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、13日深夜から14日未明にかけて、スーガーニカ村、アキーバ村の農地に放火した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のラアス・アイン市で、正体不明の武装集団が市内の検問所を襲撃し、国民軍に所属するハムザート師団のメンバー2人を殺害した。

AFP, July 14, 2020、ANHA, July 14, 2020、AP, July 14, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 14, 2020、Reuters, July 14, 2020、SANA, July 14, 2020、SOHR, July 14, 2020、UPI, July 14, 2020などをもとに作成。

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アサド大統領は高等学校修了試験の受験者を対象とした補講コース開講を指示(2020年7月14日)

アサド大統領は教育省に対し高等学校修了試験の受験者を対象とした補講コースを開講するよう指示した。

SANA(7月14日付)が伝えた。

AFP, July 14, 2020、ANHA, July 14, 2020、AP, July 14, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 14, 2020、Reuters, July 14, 2020、SANA, July 14, 2020、SOHR, July 14, 2020、UPI, July 14, 2020などをもとに作成。

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シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ県の「解放区」とトルコ占領下のアレッポ県北部の新型コロナウイルス感染者は8人に(2020年7月14日)

シリア人権監視団によると、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ県の「解放区」とトルコ占領下のアレッポ県北部で、新たに2人の新型コロナウイルス感染者が確認された。

感染が確認されたのは、バーブ・ハワー国境通行所の病院で最初に感染が確認された医師の親族2人と保育士1人。

これにより、6月9日以降、「解放区」と占領地で確認された感染者数は8人(うち医療関係者6人)となった。

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一方、反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で7月14日に新たに3人の新型コロナウイルス感染者が確認されたと発表した。

これにより、同地での感染者数は計8人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1330070453864509/

AFP, July 14, 2020、ACU, July 14, 2020、ANHA, July 14, 2020、AP, July 14, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 14, 2020、Reuters, July 14, 2020、SANA, July 14, 2020、SOHR, July 14, 2020、UPI, July 14, 2020などをもとに作成。

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保健省は政府支配地域で新たに22人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者2人が完治、3人が死亡したと発表(2020年7月14日)

保健省は政府支配地域で新たに22人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者2人が完治、3人が死亡したと発表した。

これにより、7月14日現在の同地での感染者数は計439人、うち死亡したのは21人、回復したのは138人となった。

SANA(7月14日付)が伝えた。


AFP, July 14, 2020、ANHA, July 14, 2020、AP, July 14, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 14, 2020、Reuters, July 14, 2020、SANA, July 14, 2020、SOHR, July 14, 2020、UPI, July 14, 2020などをもとに作成。

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ダルアー県での爆発でシリア軍兵士5人死亡、12人負傷(2020年7月14日)

ダルアー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(7月14日付)によると、ヤードゥーダ村近郊の街道で、シリア軍兵士を乗せたバスが、道路脇に仕掛けられていた爆弾の爆発に巻き込まれ、兵士5人が死亡、12人が負傷した。

AFP, July 14, 2020、ANHA, July 14, 2020、AP, July 14, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 14, 2020、Reuters, July 14, 2020、SANA, July 14, 2020、SOHR, July 14, 2020、UPI, July 14, 2020などをもとに作成。

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イドリブ県でロシア・トルコ合同パトロールを狙った爆発が発生、ロシア軍兵士3人負傷、ロシア・シリア軍は報復として爆撃・砲撃激化(2020年7月14日)

イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから131日目を迎えた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍とトルコ軍がアレッポ市とラタキア市を結ぶM4高速道路で21回目となる合同パトロールを実施した。

部隊は、アルナバ村を出発し、ラタキア県北東部クルド山地方のアイン・フール村に至る全区間での初となるパトロールする予定だった。

だが、ムサイビーン村近くを通過しようとした際、大きな爆弾が発生した。

ドゥラル・シャーミーヤ(7月14日付)によると、爆発は道路脇に停車中の車に仕掛けられていた爆弾によるもの。

これに関して、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置されている当事者和解調整センターは声明を出し、イドリブ県を通るM4高速道路でパトロールを実施していたロシア軍部隊が、「テロ集団」によって仕掛けられた爆弾の爆発に巻き込まれ、兵士3人が負傷したと発表した。

同センターによると、パトロールは現在停止され、被害を受けた装備の撤去が行われるとともに、負傷した兵士3人はフマイミーム航空基地に搬送されたと付言した。

なお、負傷した兵士3人は、トルコ軍の装甲救急車によって近くの医療拠点に搬送されたのち、フマイミーム航空基地に移送された。

トルコ国防省も声明を出し、テロリストがイドリブ県で(ロシア・トルコ)合同パトロール部隊を爆弾を仕掛けた車で攻撃し、車輌2輌が被害を受けたが、死者は出なかった…。イドリブ県の合同パトロール部隊は必要な安全対策をとりつつ活動を継続する」と発表した。

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合同パトロール部隊への攻撃に対して、ロシア軍戦闘機は「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のスフーフン村、バイニーン村、バーラ村を11回にわたり爆撃を実施した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

シリア軍も、M4高速道路沿線に位置するアリーハー市を砲撃、子供1人を含む2人が死亡、少なくとも3人が負傷した。

シリア軍はまた、これに先立って、ザーウィヤ山地方のカンスフラ村近郊で、オートバイに乗った男女2人組を無人航空機(ドローン)で攻撃、2人を負傷させたほか、ザーウィヤ山地方のバーラ村、アイン・ラールーズ村、ファッティーラ村、カンスフラ村、カフル・ウワイド村、ハルーバ村に砲撃を加えた。

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ロシア軍の爆撃とシリア軍の砲撃が激化したのを受けて、アリーハー市やザーウィヤ山の村々の一部の住民が避難を開始した。

一方、トルコ軍は、合同パトロール部隊の襲撃を受けて、コンクリート・ブロックなどを積んだ車輌15輌を、カフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させ、M4高速道路沿線に向かわせた。

https://youtu.be/Gn6WRxZEQzc

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるクルド山地方のカッバーナ村一帯を12回にわたり爆撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原一帯を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を1件(イドリブ県0件、ラタキア県1件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

AFP, July 14, 2020、ANHA, July 14, 2020、AP, July 14, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 14, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, July 14, 2020、Reuters, July 14, 2020、SANA, July 14, 2020、SOHR, July 14, 2020、UPI, July 14, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民73人と国内避難民(IDPs)3人が新たにシリア政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は581,793人、2019年以降帰還したIDPsは66,009人に(2020年7月14日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(7月14日付)を公開し、7月13日に難民73人(うち女性22人、子供37人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民73人(うち女性22人、子供37人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は581,793人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者186,545人(うち女性56,104人、子ども94,867人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,702,924人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は811,073人(うち女性243,380人、子供413,358人)となった。

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一方、国内避難民3人が新たに帰宅した。

うちダマスカス郊外県東グータ地方に帰宅したのは0人、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは3人(うち女性1人、子供2人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所およびハマー県スーラーン町の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

グラーブ山通行所を経由して帰還した3人のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は3人(うち女性1人、子供2人)だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は66,009人(うち女性23,029人、子供27,170人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,334,605人(うち女性405,588人、子供670,936人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, July 14, 2020をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ占領下のアレッポ県アアザーズ市で1人の新型コロナウイルス感染を確認(2020年7月13日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下にあるアアザーズ市での検査の結果、1人が新型コロナウイルスに感染していることが確認された。

感染が確認されたのは保育士。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコを繋ぐバーブ・ハワー国境通行所管理局が、7月14日から1週間、風邪の症状が見られる渡航者の往来を禁止することを決定したと発表した。

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で7月13日に新たに3人の新型コロナウイルス感染者が確認されたと発表した。

これにより、同地での感染者数は計5人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1329174097287478/

 

AFP, July 13, 2020 、ACU, July 13, 2020 、ANHA, July 13, 2020、AP, July 13, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 13, 2020、Reuters, July 13, 2020、SANA, July 13, 2020、SOHR, July 13, 2020、UPI, July 13, 2020などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機がヒムス県スフナ市近郊の砂漠地帯を爆撃、シリア軍と親政権民兵が同地でダーイシュと交戦(2020年7月13日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がスフナ市近郊の砂漠地帯を爆撃、シリア軍と親政権民兵が同地でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合のヘリコプター3機が、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の支援を受けて、ブルトゥカール村で空挺作戦を実施し、ダーイシュ(イスラーム国)の元メンバー1人を逮捕した。

AFP, July 13, 2020、ANHA, July 13, 2020、AP, July 13, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 13, 2020、Reuters, July 13, 2020、SANA, July 13, 2020、SOHR, July 13, 2020、UPI, July 13, 2020などをもとに作成。

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ハサカ県カーミシュリー市南に位置するザバーナ村で、住民が米国のシーザー・シリア市民保護法、米軍やトルコ軍による制裁に抗議(2020年7月13日)

ハサカ県では、SANA(7月13日付)によると、カーミシュリー市南に位置するザバーナ村でデモが組織され、住民が米国のシーザー・シリア市民保護法などによる一方的制裁、米軍やトルコ軍による制裁に抗議した。

一方、シリア人権監視団によると、ロシア軍とトルコ軍がダルバースィーヤ市一帯の国境地帯で合同パトロールを実施した。

対する、米軍と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の合同部隊は、カーミシュリー市東のカフターニーヤ(ディルベ・スピーイェ)市一帯、ルマイラーン町一帯でパトロールを実施した。

AFP, July 13, 2020、ANHA, July 13, 2020、AP, July 13, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 13, 2020、Reuters, July 13, 2020、SANA, July 13, 2020、SOHR, July 13, 2020、UPI, July 13, 2020などをもとに作成。

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保健省は政府支配地域で新たに23人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者10人が完治、3人が死亡したと発表(2020年7月13日)

保健省は政府支配地域で新たに23人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者10人が完治、3人が死亡したと発表した。

これにより、7月13日現在の同地での感染者数は計417人、うち死亡したのは19人、回復したのは136人となった。

SANA(7月13日付)が伝えた。

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AFP, July 13, 2020、ANHA, July 13, 2020、AP, July 13, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 13, 2020、Reuters, July 13, 2020、SANA, July 13, 2020、SOHR, July 13, 2020、UPI, July 13, 2020などをもとに作成。

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シリア軍と「決戦」作戦司令室がイドリブ県、ハマー県で砲撃戦(2020年7月13日)

イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから130日目を迎えた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のバイニーン村、ルワイハ村、ダイル・サンバル村、バーラ村、アルナバ村、アイン・ラールーズ村、マウザラ村、ファッティーラ村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

一方、トルコ軍は、兵站物資を積んだ車輌約30輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

他方、シャーム解放機構は、サルミーン市の民家を急襲し、中にいたダーイシュ(イスラーム国)のメンバーと思われる指名手配者6人と交戦、1人を殺害、5人を逮捕した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のカーヒラ村、クライディーン村を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を2件(イドリブ県1件、ラタキア県0件、アレッポ県1件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を0件(イドリブ県1件、ラタキア県2件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認した。

AFP, July 13, 2020、ANHA, July 13, 2020、AP, July 13, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 13, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, July 13, 2020、Reuters, July 13, 2020、SANA, July 13, 2020、SOHR, July 13, 2020、UPI, July 13, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民68人と国内避難民(IDPs)18人が新たにシリア政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は581,720人、2019年以降帰還したIDPsは66,006人に(2020年7月13日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(7月13日付)を公開し、7月12日に難民68人(うち女性20人、子供35人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民68人(うち女性20人、子供35人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は581,720人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者186,472人(うち女性56,082人、子ども94,830人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,702,924人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は811,000人(うち女性243,358人、子供413,321人)となった。

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一方、国内避難民18人が新たに帰宅した。

うちダマスカス郊外県東グータ地方に帰宅したのは0人、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは18人(うち女性6人、子供5人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所およびハマー県スーラーン町の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

グラーブ山通行所を経由して帰還した18人のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は18人(うち女性6人、子供5人)だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は66,006人(うち女性23,028人、子供27,168人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,334,602人(うち女性405,587人、子供670,934人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, July 13, 2020をもとに作成。

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ロシア軍とシリア民主軍は下マンサフ村一帯からのシリア軍の撤退を要請(2020年7月12日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、タッル・タムル町近郊の牧草地に設置されているロシア軍基地で、ロシア軍、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍、シリア軍の会合が開かれた。

会合は、シリア軍が7月10日に下マンサフ村で米軍の部隊を撃退したことを受けたもの。

会合では、ロシア軍とシリア民主軍が、シリア軍に対して事件発生から1週間以内に検問所を撤去するとともに、タッル・タムル町近郊の居住地から退去するよう猶予を与えた。

また、シリア民主軍はシリア軍に対して、米軍との緊張状態が発生した場合、これを収拾するため、北・東シリア自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)と連携するよう要請した。

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なお、RT(7月12日付)などは、下マンサフ村で米軍部隊を退却させたシリア軍の士官の映像を公開した。

米軍に対峙した士官は下マンサフ村一帯に展開する第53旅団の大尉。

この大尉は、米軍に同行する通訳と思われる人物に「車を出せ…。アッラーに誓って、もしお前たちがもし明日もここに来たら、パトロール部隊を中にいる奴らごと焼き払ってやる」と警告し、退去を求めた。

警告を受けた米軍は装甲車をただちに切り返し、退却した。

https://www.youtube.com/watch?v=jZp9XpH0b3k

AFP, July 13, 2020、ANHA, July 13, 2020、AP, July 13, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 13, 2020、Reuters, July 13, 2020、RT, July 13, 2020、SANA, July 13, 2020、SOHR, July 13, 2020、UPI, July 13, 2020などをもとに作成。

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イドリブ県バーブ・ハワー病院で新たに新型コロナウイルス感染者が確認される(2020年7月12日)

イドリブ県では、支援調整ユニット・感染症早期対策対応ネットが、バーブ・ハワー国境通行所の病院で勤務する看護師1人の新型コロナウイルスの感染が確認されたと発表した。

すでに感染が確認されている医師3人らとの濃厚接触によって感染したものと思われるという。

バーブ・ハワー国境通行所の病院内での濃厚接触による感染者が確認されたのはこれが初めて。

AFP, July 12, 2020、ANHA, July 12, 2020、AP, July 12, 2020、Assistance Coordination Unit – EWARN, July 12, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 12, 2020、Reuters, July 12, 2020、SANA, July 12, 2020、SOHR, July 12, 2020、UPI, July 12, 2020などをもとに作成。

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ロシア軍がヒムス県スフナ市近郊の砂漠地帯、アレッポ県・ラッカ県との県境に位置するハマー県のイスリヤー村一帯で、ダーイシュを爆撃(2020年7月12日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がヒムス県スフナ市近郊の砂漠地帯、アレッポ県・ラッカ県との県境に位置するハマー県のイスリヤー村一帯で、ダーイシュ(イスラーム国)に対する爆撃を実施した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、カブシュ村近郊の橋に仕掛けられていた爆弾が爆発し、シリア軍と親政権民兵の車列が兵士複数人が死傷した。

AFP, July 12, 2020、ANHA, July 12, 2020、AP, July 12, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 12, 2020、Reuters, July 12, 2020、SANA, July 12, 2020、SOHR, July 12, 2020、UPI, July 12, 2020などをもとに作成。

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