アサド大統領はダイル・ザウル市解囲を達成したシリア軍部隊を称賛(2017年9月5日)

アサド大統領は、ダーイシュ(イスラーム国)の3年以上にわたる包囲を受けてきたダイル・ザウル市をシリア軍が解囲したことを受けて、作戦を指揮してきたラフィーク・シハーダ少将(ダイル・ザウル県治安委員会委員長)、ハサン・ムハンマド少将(第17師団司令官)、イサーム・ザフルッディーン准将(共和国護衛隊第104旅団司令官)、そしてダイル・ザウル市守備隊の将兵に向け、以下のような声明を発表し、勝利を讃えた。

「歴史はこう記すだろう。諸君たちは少ない兵力にもかかわらず…、孤立した市民を守り、任務を全力で遂行し、恐れることも戸惑うこともなく、英雄的な戦いを繰り広げた…。歴史はこう語るだろう。祖国のために犠牲となり、殉教した諸君の戦友たち、そして負傷した諸君ら…の清らかな血が、地域諸国や諸外国の支援を受けるタクフィール主義テロ思想に対する勝利として結実し、諸君らは戦友たちとともに、ダイル・ザウル市解囲をいうもっとも困難な戦いで勝利し…、すべての地域からテロを浄化し、全土で治安と安定を回復するために第一戦に身を置いている」。

SANA(9月5日付)が伝えた。

AFP, September 5, 2017、AP, September 5, 2017、ARA News, September 5, 2017、Champress, September 5, 2017、al-Hayat, September 6, 2017、Kull-na Shuraka’, September 5, 2017、al-Mada Press, September 5, 2017、Naharnet, September 5, 2017、NNA, September 5, 2017、Reuters, September 5, 2017、SANA, September 5, 2017、UPI, September 5, 2017などをもとに作成。

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