アル=カーイダ系組織のシャーム解放委員会はイドリブ県南部のアブー・ダーリー村をシリア軍から奪取する一方、ロシア・シリア両軍はシャーム解放委員会支配下の同県各所を爆撃(2017年10月8日)

イドリブ県では、ANHA(10月8日付)によると、シャーム解放委員会がシリア軍との戦闘の末にハマー県との県境に近いアブー・ダーリー村を制圧した。

これに対して、ロシア軍戦闘機は、アブー・ダーリー村一帯、および同村に隣接するハマー県東北部一帯を空爆した。

一方、シリア軍は、シャーム解放委員会の支配下にある県南部のマアッラト・ヌウマーン市を空爆し、民間人少なくとも5人が死亡した(シリア人権監視団によると、子ども2人を含む11人が死亡、20人が負傷)。

シリア軍はまた、ジャルジャナーズ町を空爆した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放委員会がイドリブ県南部のアブー・ダーリー村と県北部のカーヒラ村を結ぶ回廊一帯でシリア軍と交戦し、シリア軍兵士少なくとも26人が死亡した。

AFP, October 8, 2017、ANHA, October 8, 2017、AP, October 8, 2017、ARA News, October 8, 2017、Champress, October 8, 2017、al-Hayat, October 9, 2017、Kull-na Shuraka’, October 8, 2017、al-Mada Press, October 8, 2017、Naharnet, October 8, 2017、NNA, October 8, 2017、Reuters, October 8, 2017、SANA, October 8, 2017、UPI, October 8, 2017などをもとに作成。

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