月別アーカイブ: 2018年12月

ロシア国防省はイスラエル軍の25日のシリア爆撃によりダマスカス、ベイルートを離陸しようとしていた民間機が脅かされたと非難(2018年12月26日)

ロシア国防省は、25日のイスラエル軍戦闘機によるレバノン領空への侵犯とシリア領への爆撃に関して声明を出し、「イスラエル空軍の挑発行為は民間機2機が直接脅かした」と発表した。 国防省は「レバノン領空から行われた攻撃は、ベイ … Read More

『ニューズウィーク』、タイムズ・オブ・イスラエルは、イスラエル軍の25日のシリア爆撃がヒズブッラー高官を載せた航空機がイランに向けた離陸しようとしていたところを狙ったと伝える(2018年12月26日)

『ニューズウィーク』(12月26日付)は、25日にイスラエル軍戦闘機がレバノン領空を侵犯し、ダマスカス県西のマッザ航空基地などを爆撃した事件に関して、ヒズブッラーの高官複数が負傷したと伝えた。 この高官らは、爆撃時、マッ … Read More

ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから1,134人、ヨルダンから866人の難民が帰国、避難民757人が帰宅(2018年12月26日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(12月26日付)を公開し、12月25日に難民2,000人が新たに帰国したと発表した。 このうちレバノンから帰国したのは1,134人(うち女性340人、 … Read More

トルコ大統領府報道官「イドリブ県でトルコ軍が攻撃を受けたら、シリア軍の頭のうえで世界をぶち壊す」(2018年12月25日)

トルコのイブラヒム・カリン大統領府報道官は、首都アンカラでの記者会見で、シリア軍がイドリブ県内のトルコ軍の部隊を攻撃したら「その頭のうえで世界をぶち壊す」と述べた。 「我々はこの件(トルコ軍のイドリブ県駐留)についてロシ … Read More

イスラエル軍戦闘機がレバノン領空を侵犯し、ダマスカス郊外県西部を爆撃、シリア軍防空部隊はミサイルのほとんどを撃破(2018年12月25日)

シリア軍消息筋は、イスラエル軍戦闘機がレバノン領空を侵犯し、シリア領に向かってミサイル複数発を発射、シリア軍防空部隊がこれを迎撃、ほとんどのミサイルを撃破したと発表した。 一部のミサイルは着弾し、武器弾薬庫1棟が被害を受 … Read More

救済最高評議会:12月20日までに420万の難民が帰国、国内避難民も290万人に減少、202の一時居住センターに身を寄せる国内避難民は6万5000人に(2018年12月25日)

救済最高評議会は、首都ダマスカスの地方行政省で会合を開き、難民・国内避難民の帰還状況について報告を行った。 救済最高評議会は2012年12月12日にシリア各県で人道支援を推進するために地方行政省が設置した機関。 SANA … Read More

東部自由人連合はユーフラテス川以東解放に向けた戦いをマンビジュ市で開始したと発表、トルコの支援を受ける国民軍、シャーム軍団はこれを否定(2018年12月25日)

アレッポ県北部で活動する東部自由人連合のアブー・ハーティム・シャクラー司令官はツイッター(https://twitter.com/abohateem15/)で「PKK(クルディスタン労働者党)とPYD(民主統一党)の悪党 … Read More

ロシア国連大使「シリア北部でのトルコの活動は一時的な現象にとどまるだろう」(2018年12月25日)

ロシアのゲンナージー・ガティロフ国連大使(7月に任命)は『イズベスチア』(12月25日付)のインタビューに応じ、そのなかでトルコが準備を進めているシリア北東部ユーフラテス川以東地域への侵攻作戦に関して、「クルド問題はシリ … Read More

トルコのチャヴシュオール外務大臣「フランスがYPGを守るためにシリアに留まるなら、フランスのためにもYPGのためにもならない」(2018年12月25日)

トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣は報道向け声明で、北・東シリア自治局の支配地域への地上部隊の駐留を継続するとの姿勢を示しているフランスに「フランスのためにも人民防衛隊(YPG)のためにもならない」と警告した。 … Read More

トルコの支援を受ける反体制武装集団がマンビジュ市北にあるマンビジュ軍事評議会(YPG主体のシリア民主軍)の拠点に発砲(2018年12月25日)

アレッポ県では、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するマンビジュ軍事評議会の広報センターによると、トルコの支援を受ける反体制武装集団がマンビジュ市北のサージュール川沿いにあるマンビジュ軍事評議会の拠点に発砲した … Read More

YPG主体のシリア民主軍はダイル・ザウル県南東部でダーイシュとの戦闘を続ける(2018年12月25日)

ダイル・ザウル県では、ANHA(12月25日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍は県南東部のハジーン市一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、ダーイシュ支配地域に閉じ込められていた住民1000人以上を解 … Read More

シリア軍はハマー県でトルキスタン・イスラーム党の拠点を砲撃(2018年12月25日)

ハマー県では、SANA(12月25日付)によると、シリア軍がラトミーン村、ザイズーン村一帯にあるトルキスタン・イスラーム党の拠点を砲撃した。 AFP, December 25, 2018、ANHA, December 2 … Read More

ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから347人、ヨルダンから507人の難民が帰国、避難民967人が帰宅(2018年12月25日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(12月25日付)を公開し、12月24日に難民854人が新たに帰国したと発表した。 このうちレバノンから帰国したのは347人(うち女性104人、子供17 … Read More

ローマ法王フランシスコ1世は、国外に逃れたシリア難民が平和に国に戻れるようにするため、国際社会に不断の取り組みを呼びかける(2018年12月24日)

ローマ法王フランシスコ1世は24日夜、ヴァチカンのサン・ピエトロ大聖堂でクリスマス・イブのミサを司式した。 法王は説教でシリア情勢についても言及、国外に逃れたシリア難民が平和に国に戻れるようにするため、国際社会に不断の取 … Read More

マクガーク大統領特使もマティス米国防長官に続いて駐留シリア米軍撤退決定を受けるかたちで辞任(2018年12月24日)

米国務省は、ブレット・マクガーク米大統領特使(有志連合調整担当)が12月31日付で辞任すると発表した。 マクガーク特使は2015年にバラク・オバマ前大統領によって任命されていたが、ドナルド・トランプ米大統領がシリアからの … Read More

ヨルダン国王アブドゥッラー2世「シリアとの関係はかつてのようになるだろう」(2018年12月24日)

ヨルダン国王アブドゥッラー2世は、ヨルダンの記者団と懇談し、そのなかで「シリアの情勢は改善している、我々はシリアの盛運を願っている」としたうえで、「シリアとの関係はかつてのようになるだろう…。(シリアとの)業務もかつての … Read More

ロシアのラヴロフ外務大臣「トルコ軍はシリア政府の合意のうえでイドリブ県に駐留している」(2018年12月24日)

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は、スプートニク・ニュース(12月24日付)に対し、トルコ軍がシリア政府との合意の上にイドリブ県に監視所を設置するなどして駐留していると述べた。 ラブロフ外務大臣は「イドリブ県をめぐりロ … Read More

トルコのソイル内務大臣「29万1,790人のシリア難民がトルコから既に帰国した」(2018年12月24日)

トルコのシュレイマン・ソイル内務大臣は、エディルネ県での演説で、トルコで暮らすシリア難民約30万人がすでに帰国したと述べた。 ソイル内務大臣は「二つの作戦(「ユーフラテスの盾」作戦と「オリーブの枝」作戦)開始以降に帰国し … Read More