Monthly Archives: 10月 2019

イドリブ県でシリアのアル=カーイダと共闘していた国民解放戦線が、トルコの要請を受けて、トルコ占領下のアレッポ県北部で活動する国民軍(シリア国民連合暫定内閣国防省指揮下)に統合される(2019年10月4日)

シリア革命反体制勢力国民連立の傘下で活動する暫定内閣のアブドゥッラフマーン・ムスタファー首班は、トルコ南部のシャンルウルファ市で記者会見を開き、国民解放戦線が暫定内閣国防省指揮下の国民軍に統合されたと発表した。 ムスタフ … Read More

シリア軍ヘリコプターがラタキア県カッバーナ村一帯を「樽爆弾」で爆撃、地上部隊が同地を砲撃(2019年10月4日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターがカッバーナ村一帯を「樽爆弾」で爆撃、地上部隊が同地を砲撃した。 一方、国民解放戦線は、トルコマン山のサッラーフ村一帯に潜入しようとしたシリア軍を撃退したと発 … Read More

レバノン国境に近いクサイル市(ヒムス県)に住民200世帯が帰還(2019年10月4日)

ヒムス県では、SANA(10月4日付)によると、前日に続いて、レバノン国境に近いクサイル市に住民が帰還した。 3日に帰還したのは避難生活を送っていた200世帯。 帰還はクサイル市の復興を受けたもので、避難生活を送ってきた … Read More

ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから388人、ヨルダンから713人の難民が帰国、避難民4人(うちルクバーン・キャンプからの帰還者0人)が帰宅(2019年10月4日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(10月4日付)を公開し、10月3日に難民1,101人が新たに帰国したと発表した。 このうちレバノンから帰国したのは388人(うち女性117人、子供19 … Read More

ドゥラル・シャーミーヤ:トルコはアレッポ県北部で活動する国民軍とイドリブ県で活動する国民解放戦線の統合を画策(2019年10月3日)

ドゥラル・シャーミーヤ(10月3日付)は、トルコに近い地元消息筋の情報として、アレッポ県北部のトルコ占領地域(いわゆる「ユーフラテスの盾」地域と「オリーブの枝」地域)で活動を続ける国民軍と、イドリブ県、ハマー県、ラタキア … Read More

ロシアのプーチン大統領「シリア国内での大規模な軍事行動は終わった」(2019年10月3日)

ロシアのヴラジミール・プーチン大統領は、ヴァルダイ国際討論クラブでの年次全体会議で「シリア国内での大規模な軍事行動は終わった」と述べた。 RT(10月3日付)が伝えたところによると、プーチン大統領はまた、シリアでの危機を … Read More

北・東シリア自治局の渉外関係局「ダーイシュ・メンバーの子供約8,000人をフール・キャンプなどに収容している」(2019年10月3日)

北・東シリア自治局の渉外関係局は、ハサカ県フール・キャンプに収容されていたオーストリア国籍のダーイシュ・メンバーの子供2人を2日にオーストリア政府に引き渡したのを受けて声明を出し、ダーイシュ・メンバーの子供約8,000人 … Read More

ドイツ外務省は今年に入ってイドリブ県への人道支援のために4200万ユーロを供与したと発表(2019年10月3日)

ドイツ外務省は報道声明を出し、2019年に入って以降、イドリブ県への人道支援のために4200万ユーロを供与したと発表した。 この額は昨年よりも500万ユーロ多いという。 AFP, October 3, 2019、ANHA … Read More

米主導の有志連合がダイル・ザウル県で空挺作戦を行い住民を拘束(2019年10月3日)

ダイル・ザウル県では、ユーフラテス・ポスト(10月3日付)によると、米主導の有志連合が、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の支援を受け、タヤーナ村で空挺作戦を実施し、住民を拘束した。 また、ダイル・ザウル・ネット(1 … Read More

レバノン国境に近いクサイル市(ヒムス県)に前日に続いて住民が帰還(2019年10月3日)

ヒムス県では、SANA(10月3日付)によると、前日(2日)に続いて、レバノン国境に近いクサイル市に住民が帰還した。 3日に帰還したのは避難生活を送っていた150世帯。 帰還はクサイル市の復興を受けたもので、避難生活を送 … Read More

シリア軍は監視所設置を進めるトルコ軍が駐留するマアッルハッタート村一帯を砲撃(2019年10月3日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が一方的停戦を宣言してから33日目(爆撃を激化させてか … Read More

ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから412人、ヨルダンから795人の難民が帰国、避難民0人が帰宅(2019年10月3日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(10月3日付)を公開し、10月2日に難民1,207人が新たに帰国したと発表した。 このうちレバノンから帰国したのは412人(うち女性124人、子供21 … Read More

ムアッリム外務在外居住者大臣「トルコがシリアの隣国でありたいのなら、安全地帯設置ではなくアダナ合意を実施する必要がある」(2019年10月2日)

  ワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣は、レバノンのマヤーディーン・チャンネル(10月3日付)とのインタビューに応じ、そのなかでトルコに対して「安全地帯」の設置を試みてシリア領内に侵入するのではなく、アダナ … Read More

ラッカ市西に自然発生的に形成されていたキャンプのIDPsが新設されたマフムードリー・キャンプに移送、UNHCRによる診察所、学校設置も進む(2019年10月2日)

北・東シリア自治局の支配下にあるラッカ県では、ラッカ市西に2018年7月に新設されたマフムードリー村に国内避難民(IDPs)を収容するための新たなキャンプ(マフムードリー・キャンプ)に、ラッカ市西のラシード村に自然発生的 … Read More

レバノン国境に近いクサイル市(ヒムス県)に住民数百世帯1,800人が帰還(2019年10月2日)

ヒムス県では、SANA(10月2日付)によると、レバノン国境に近いクサイル市に住民数百世帯1,800人が帰還した。 帰還はクサイル市の復興を受けたもので、避難生活を送ってきた住民はシリア政府が用意した大型旅客バスなどに分 … Read More

トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団が、北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊を砲撃(2019年10月2日)

アレッポ県では、ANHA(10月2日付)によると、トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団が、北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のシャワーリガ村、シャワーリガ砦を砲撃した。 AFP, … Read More

北・東シリア自治区各所で制憲委員会(憲法委員会)に反対する組織デモが行われる(2019年10月2日)

アレッポ県では、ANHA(10月2日付)、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下にあるアイン・アラブ(コバネ)市南東のハッラーブ・ウシュク村にある有志連合基地前で、制憲委員会(憲法委員会)に反対するデモが行 … Read More

マアッルハッタート村(イドリブ県)に留め置かれているトルコ軍の車列の一部がシリア・トルコ国境に向かう(2019年10月2日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が一方的停戦を宣言してから32日目(爆撃を激化させてか … Read More

ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから397人、ヨルダンから665人の難民が帰国、避難民1人(うちルクバーン・キャンプからの帰還者0人)が帰宅(2019年10月2日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(10月2日付)を公開し、10月1日に難民1,062人が新たに帰国したと発表した。 このうちレバノンから帰国したのは397人(うち女性119人、子供20 … Read More

アル=カーイダ系のシャーム解放機構が主導する「必勝」作戦司令室は6ヶ月間の停戦合意が成立したとの情報を否定(2019年10月1日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構、トルコの支援を受ける国民解放戦線、「穏健な反体制派」と目されるイッザ軍などからなる「必勝」作戦司令室の報道官を務めるナージー・ムスタファー大尉(国民解放戦線報道官)は、イ … Read More

トルコのエルドアン大統領は米国と連携せずに「安全地帯」設置計画を推し進めると述べる(2019年10月1日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領はテレビ演説を行い、そのなかでシリア北東部での設置をめざしている「安全地帯」にシリア難民を移住させるトルコ独自の計画を米国との連携なしに推し進めると述べ、米国を牽制した。 … Read More

北・東シリア自治局支配地域各所で、YPG主体のシリア民主軍が住民を拘束、ダーイシュがにわかに攻撃を激化、抗議デモも続く(2019年10月1日)

ラッカ県では、SANA(10月1日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるラッカ市で、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、「徴兵」だとして住民2人を拘束した。 また、タッル・アブヤド市で、ダイル・ザウル県から … Read More

トルコ軍と支援を受ける反体制武装集団が北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下のタッル・リフアト市などを砲撃(2019年10月1日)

アレッポ県では、ANHA(10月1日付)によると、トルコ軍と支援を受ける反体制武装集団が、北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下のタッル・リフアト市、同地に近いバイナ村、アキーバ村、シャイフ・ヒラール村などを砲撃した … Read More

アレッポ市北のライラムーン地区で反体制武装集団がシリア軍を狙撃し1人を殺害(2019年10月1日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が一方的停戦を宣言してから31日目(爆撃を激化させてか … Read More

ロシア合同連携センターとシリア国外難民帰還調整委員会は米国の非協力によってルクバーン・キャンプからの国内避難民の移送が制限されたと非難(2019年10月1日)

ロシア合同連携センターとシリア国外難民帰還調整委員会は共同声明を出し、米主導の有志連合の占領下にあるヒムス県南東部のタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン・シリア国境緩衝地帯にあるルクバーン・キャンプか … Read More

ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから341人、ヨルダンから593人の難民が帰国、避難民0人が帰宅(2019年10月1日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(10月1日付)を公開し、9月30日に難民934人が新たに帰国したと発表した。 このうちレバノンから帰国したのは341人(うち女性103人、子供174人 … Read More