Monthly Archives: 12月 2016

2015年9月30日の爆撃開始以降、ロシア軍の出撃回数は3万回以上におよび、テロ組織の拠点・標的6万2,000カ所以上を破壊(2016年12月20日)

ロシア航空宇宙軍(空軍)は声明を出し、2015年9月30日に開始したシリアでの空爆で、ロシア軍機の出撃回数が3万回以上に達し、テロ組織の拠点や標的6万2,000カ所以上を破壊したと発表した。 RT(12月20日付)が伝え … Read More

有志連合のドリアン報道官は、トルコにYPG主体のシリア民主軍の掃討を控えるよう暗に求める(2016年12月20日)

有志連合のジョン・ドリアン報道官は、訪問先の英国ロンドンで記者団に対して「シリアは極めて複雑な様相を呈している。我々がダーイシュ(イスラーム国)と戦っている一方で、内戦状態にある…。我々はシリア民主軍とともに活動し…、彼 … Read More

国連総会はシリア国内でのアサド政権などによる人権侵害を非難する決議を採択(2016年12月20日)

国連総会は、シリア国内での人権侵害に関する非難決議を賛成116カ国、反対16カ国、棄権52カ国で採択した。 反対はロシア、中国、イラン、イラク、南アフリカ、北朝鮮、ベラルーシ、シリアなど。 棄権はレバノンなどで、それ以外 … Read More

イランのシャムハーニー国家安全保障最高評議会事務局長は国連安保理決議第2328号を「国際監視団にかこつけてテロを支援する軍治安要員が入り込む」と非難(2016年12月20日)

イランのアリー・シャムハーニー国家安全保障最高評議会事務局長は、19日に全回一致で採択された国連安保理決議第2328号を「破壊行為を資し、国際監視団にかこつけてテロを支援する軍治安要員が入り込む基盤となる」と非難した。 … Read More

ロシア、イラン、トルコは近く、シリアの紛争を解決するための行程表「モスクワ宣言」を採択(2016年12月20日)

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣、トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣、イランのイランのモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外務大臣はモスクワで初となる三カ国外相会談を行った。 また、ロシアのセルゲイ・ショイグ国 … Read More

ヒムス県、ハマー県でシリア軍と反体制武装集団の戦闘続く(2016年12月20日)

ヒムス県では、シャームプレス(12月20日付)によると、シリア軍がアイン・フサイン村でシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。 ** ハマー県では、ARA News(12月20日付)によると、反体制武 … Read More

YPG主体のシリア民主軍はこれまでにラッカ市北西部の97ヵ村をダーイシュから奪取したと発表(2016年12月20日)

ラッカ県では、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の「ユーフラテスの怒り」作戦司令室は声明を出し、ラッカ市北西部での戦闘でこれまでに97ヵ村をダーイシュ(イスラーム国)から奪取 … Read More

シリアのジャアファリー国連代表はアレッポ市東部で米国、カタール、サウジアラビアなどの軍諜報機関関係者を拘束したと発表、その氏名を公開(2016年12月20日)

シリアのバッシャール・ジャアファリー国連代表は、国連安保理決議第2328号採択後の記者会見(https://www.youtube.com/watch?v=RJdMKsFbhQI&feature=youtu.be … Read More

イドリブ県フーア市、カファルヤー町からの負傷者・重篤患者およびその家族の移送作業も順調に進む(2016年12月20日)

イドリブ県では、赤十字国際委員会によると、アル=カーイダ系組織シャーム・ファトフ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などからなるファトフ軍の包囲を受けるフーア市、カファルヤー町からの負傷者・重篤患者、そしてその家族ら750 … Read More

アレッポ市東部からの反体制武装集団戦闘員とその家族の退去が最終段階に入り、シリア軍は同地に残留する退去希望者に拡声器で退去を呼びかける(2016年12月20日)

アレッポ県では、AFP(12月20日付)によると、反体制武装集団とその家族の退去作業が最終段階に入ったアレッポ市東部で、シリア軍が拡声器で、退去を希望する戦闘員と市民に退去を呼びかけた。 赤十字国際委員会の推計によると、 … Read More

米主導の有志連合は16~18日にシリア領内のラッカ県を中心に17回の爆撃を実施(2016年12月19日)

米中央軍(CENTCOM)は、12月16~18日の3日間のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。 12月16日はシリア、イラク領内のダーイシュ(ダーイシュ)拠点などに対して13回の空爆を実施、こ … Read More

トルコでロシア大使が暗殺:犯人の男性は「アレッポを忘れるな」、「シリアを忘れるな」と叫ぶ(2016年12月19日)

トルコの首都アンカラで開かれていた写真展「トルコ人の目から見たロシア」の会場で、ロシアのアンドレイ・カルロフ駐トルコ大使が、警察官の男性(機動隊隊員、22歳)に撃たれ、搬送先の病院で死亡した。 男性は、その場でトルコの治 … Read More

アラブ連盟緊急外相会議は、アレッポ市東部でのアサド政権の戦争犯罪を追究する一方、アルジェリア外相はシリア軍のアレッポ市解放を称賛(2016年12月19日)

アラブ連盟は、アレッポ市東部情勢について協議するため、カイロの本部で緊急外相会議を開催した。 議長は、チュニジアのハミース・ジャヒーナーウィー外務大臣とサウジアラビアのアーディル・ジュバイル外務大臣が務め、アレッポ市東部 … Read More

バーブ市(アレッポ県)一帯でのダーイシュとの戦闘でトルコ軍兵士1人死亡(2016年12月19日)

アレッポ県では、トルコ軍によると、ダーイシュ(イスラーム国)の拠点都市バーブ市一帯での戦闘に参加していたトルコ軍兵士1人が戦死した。 また、ARA News(12月19日付)によると、トルコ軍戦闘機はバーブ市一帯のダーイ … Read More

トルコ軍と反体制武装集団はロジャヴァ支配下のアイン・アラブ市、アフリーン市一帯を砲撃(2016年12月19日)

アレッポ県では、ARA News(12月19日付)によると、トルコ軍が、西クルディスタン移行期民政局の支配下にあるアイン・アラブ(コバネ)市郊外のヤービサ村、クーラーン村、タッル・ハンダラ村、クーラタク村の民家や人民防衛 … Read More

YPG主体のシリア民主軍はラッカ市北西部の5カ村をダーイシュから新たに奪取し、ユーフラテス川左岸に到達(2016年12月19日)

ラッカ県では、ARA News(12月19日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がラッカ県北西部で、ダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末、ハニーヤ村、ビール・ザ … Read More

ダルアー県では、ダーイシュ系組織と戦う反体制武装集団の砲撃で住民6人が死亡(2016年12月19日)

ダルアー県では、ARA News(12月19日付)によると、ヤルムーク川流域一帯で、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うハーリド・ブン・ワリード軍に対する反体制武装集団が撃った迫撃砲がシャジャラ村に着弾し、住民6人が死 … Read More

ダーイシュはタドムル市郊外のタイフール航空基地近くでシリア軍ヘリコプターを撃墜(2016年12月19日)

ヒムス県では、クッルナー・シュラカー(12月19日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がタイフール航空基地近くでシリア軍ヘリコプターを撃墜、乗っていたハドル・フサイン少将が死亡した。 一方、SANA(12月19日付) … Read More

ヒムス県、ハマー県でシリア軍と反体制武装集団の戦闘続く(2016年12月19日)

ヒムス県では、SANA(12月19日付)によると、シリア軍がティールマアッラ村、ガントゥー市、アブー・イッズ農場、イッズッディーン村、フーシュ・ハッジュー村、タッルドゥー市でシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集 … Read More

アレッポ市東部、イドリブ県フーア市、カファルヤー町からの退去作業と並行して、ダマスカス郊外県ザバダーニー市、マダーヤー町からのシャーム自由人イスラーム運動、シャーム・ファトフ戦線の戦闘員らの退去の準備本格化(2016年12月19日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市東部、イドリブ県フーア市、カファルヤー町からの戦闘員、負傷者・重篤患者およびその家族の退去と並行して、シリア軍とヒズブッラーが包囲を続けてきたザバダーニー市、マダ … Read More

イドリブ県フーア市、カファルヤー町から負傷者・重篤患者ら700人がシリア政府支配下のアレッポ市郊外に到着(2016年12月19日)

イドリブ県では、SANA(12月19日付)によると、アル=カーイダ系のシャーム・ファトフ戦線やシャーム自由人イスラーム運動が主導するファトフ軍の包囲を受けるフーア市、カファルヤー町に留まっていた負傷者・重篤患者ら700人 … Read More

アレッポ市東部からの退去途中にイラン人民兵によって拘束されていた約500人が解放される(2016年12月19日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(12月19日付)によると、アレッポ市東部からの退去途中にラームーサ通行所近くでイラン人民兵組織に拉致されていたとされる市民や戦闘員約500人が解放され、彼らを乗せたバスがアレッポ市 … Read More

アレッポ市東部から旅客バスで移送されようとしていた住民数十人が、退去を拒みバスから脱出(2016年12月19日)

アレッポ県では、SANA(12月19日付)によると、アレッポ市東部から反体制武装集団戦闘員とともに旅客バスでアレッポ県西部・イドリブ県方面に移送されようとしていた住民数十人(複数世帯)が、アレッポ市南西部のラームーサ橋( … Read More

アレッポ市東部からの反体制武装集団戦闘員とその家族の退去が再開、約3,000人がファトフ軍支配地域へ移送(2016年12月19日)

アレッポ県では、SANA(12月19日付)によると、イドリブ県フーア市、カファルヤー町からの負傷者・重篤患者らの移送と時を同じくするかたちで、アレッポ市東部(ザバディーヤ地区、サラーフッディーン地区、マシュハド地区、アン … Read More

国連安保理はアレッポ市東部からの戦闘員と民間人退去を監視するための決議を採択するものの、ロシアの修正提案で「骨抜き」に(2016年12月19日)

国連安保理は、反体制武装集団(アレッポ・ファトフ軍作戦司令室、アレッポ軍)が籠城を続けているアレッポ市東部からの国際人道法に基づく「市民と戦闘員」の自発的退去と、国連および関連する機関によるその監視を定めた安保理決議第2 … Read More

ストルテンベルグNATO事務総長「シリアに部隊を派遣すればさらなる事態悪化をもたらす」(2016年12月18日)

NATOのヤンス・ストルテンベルグ事務総長はドイツ日刊紙の『ディ・ヴェルト日曜版』(12月18日付)に対して、シリアへの軍事介入は事態をさらに悪化させると改めて述べた。 ストルテンベルグ事務総長は「我々はシリアで恐るべき … Read More

トルコ軍の支援を受けるハワール・キリス作戦司令室がバーブ市郊外の1カ村をダーイシュから奪取(2016年12月18日)

アレッポ県では、ARA News(12月18日付)によると、トルコ軍の支援を受けるハワール・キリス作戦司令室がバーブ市郊外でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、マクリー村およびその一帯の丘陵地帯を制圧した。 AFP, D … Read More