Monthly Archives: 4月 2017

フランスのエロー外相はアサド政権への対抗措置に慎重な姿勢(2017年4月6日)

フランスのジャン=マルク・エロー外務大臣は、イドリブ県ハーン・シャイフーン市で化学兵器が使用されたとされる4日の事件に対して米国が軍事介入を含む対抗措置を検討していることに関して、C News(4月6日付)に対して「フラ … Read More

ロシアのプーチン大統領「シリアでの化学兵器使用に関する根拠のない非難は受け入れられない」(2017年4月6日)

ロシアのヴラジミール・プーチン大統領は、イドリブ県ハーン・シャイフーン市で化学兵器が使用されたとされる4日の事件に関して、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相との電話会談で、「根拠のない非難は受け入れられない」と述べ、 … Read More

ロシアがハーン・シャイフーン市での化学兵器使用に対する米英仏の安保理決議案に対抗して国連、OPCWによる調査を骨子とする代案を提出(2017年4月6日)

『ハヤート』(4月7日付)などによると、イドリブ県ハーン・シャイフーン市で化学兵器が使用されたとされる4日の事件をめぐって米英仏が5日に国連安保理に提出した制裁決議案に対抗し、ロシアも代案を提出した。 ロシアが提出した決 … Read More

トルコのエルドアン大統領「米国がシリアでの化学兵器使用への対抗措置を実施すれば、我々も自分たちに割り当てられたことを行う」(2017年4月6日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、イドリブ県ハーン・シャイフーン市で化学兵器が使用されたとされる4日の事件に対する対抗措置を米国が検討していることに関して、「彼に謝意を示したい。しかし、(対抗措置をとる … Read More

米国は軍事介入を含む対抗措置を具体的に検討、トランプ大統領「化学兵器使用はシリア、そしてアサドに対する私の姿勢を実際に大きく変化させた」(2017年4月6日)

ドナルド・トランプ米大統領は、中国の習近平国家主席との首脳会談のためフロリダ州パームビーチ(マール・ア・ラーゴ)に向かう大統領専用機内で記者団に対し、「アサド政権は多くのレッドラインを越えた…。あなたたちに言いたい。先日 … Read More

「穏健な反体制派」のイドリブ自由軍とアル=カーイダ系組織のシャーム解放機構は前者の司令官殺害などをめぐって和解(2017年4月6日)

クッルナー・シュラカー(4月5日付)によると、「穏健な反体制派」のイドリブ自由軍とアル=カーイダ系組織のシャーム解放機構は、5日にイドリブ県ハーン・スブル村近郊のシャーム解放機構検問所で発生したイドリブ自由軍司令官アリー … Read More

シャーム解放機構などからなる反体制武装集団はダルアー県、ラタキア県でシリア軍に対して攻勢(2017年4月6日)

ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(4月5日付)によると、所属不明の戦闘機が県内最大のシリア軍拠点と目されているイズラア市の政治治安部施設、イブタア町郊外の放棄された大隊基地一帯を空爆した。 またシリア人権監視団によ … Read More

シリア軍はダイル・ザウル市郊外の丘陵地帯をダーイシュから奪還(2017年4月6日)

ダイル・ザウル県では、SANA(4月6日付)によると、シリア軍が予備部隊とともにダイル・ザウル市郊外のハラール丘、ダシュム丘、ミーラード丘をダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末に制圧した。 ** ヒムス県では、シリア人 … Read More

ムアッリム外務大臣「シリア軍が過去にテロリストに対してさえも化学兵器を使用したことはないし、今後もそのようなことはしない」(2017年4月6日)

ワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣(兼副首相)は首都ダマスカスで記者会見を行い、イドリブ県ハーン・シャイフーン市で化学兵器が使用されたとされる4日の事件に関して、シリア軍が過去にテロリストに対してさえも化学兵器を使用 … Read More

米主導の有志連合は4月5日、タブカ市近郊を中心に20回の爆撃を実施(2017年4月6日)

米中央軍(CENTCOM)は、4月5日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。 それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して29回の空爆を実施、このうちシリア領内 … Read More

イラン外務省「誰が使用し、誰が被害者となったかにかかわらず、化学兵器使用を非難する」(2017年4月5日)

イラン外務省のブラハーム・カーセミー報道官は、イドリブ県ハーン・シャイフーン市で化学兵器が使用されたとされる事件(4日)に関して、「イランは誰が使用し、誰が被害者となったかにかかわらず、あらゆる化学兵器使用を非難する。我 … Read More

トルコ保健大臣は4日のハーン・シャイフーン市での攻撃に関して化学兵器が使用されたとの結論に達したと発表(2017年4月5日)

トルコのレジェップ・アクダー保健大臣は、イドリブ県ハーン・シャイフーン市で化学兵器が使用されたとされる事件(4日)に関して、化学兵器が使用されたとの結論に達したと発表した。 トルコ保健省は、世界保健機関(WHO)や化学兵 … Read More

ロシア国防省報道官「ハーン・シャイフーン市での化学兵器による犠牲者の画像はねつ造、化学兵器の被害は反体制派の毒ガス貯蔵施設をシリア軍が攻撃した結果」(2017年4月5日)

ロシア国防省のイゴール・コナシェンコフ報道官は、イドリブ県ハーン・シャイフーン市で化学兵器が使用されたとされる4日の事件に関して、シリア軍戦闘機がイラクから搬入された化学兵器が保管されていた同市内の巨大な武器弾薬庫と有毒 … Read More

ハーン・シャイフーン市での化学兵器事件を受け、国連安保理で緊急会合:米英仏は非難決議案を提出、ロシアは拒否権発動の意思表明(2017年4月5日)

国連安保理は、イドリブ県ハーン・シャイフーン市で4日に化学兵器が使用されたとされる事件への対応を協議するための緊急会合を開催、米国、英国、フランスは非難決議案を提出した。 決議案は、ハーン・シャイフーン市での攻撃をもっと … Read More

シリア国民連合はシリア領空のシリア軍の飛行禁止を国連安保理に求める(2017年4月5日)

トルコのイスタンブールで活動するシリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、イドリブ県ハーン・シャイフーン市で化学兵器が使用されたとされる4日の事件に関して、国連安保理にシリア全土でのシリア政府軍航空機の飛行を禁止する決議 … Read More

イドリブ県でシャーム解放機構と共闘するイドリブ自由軍司令官が委員会の検問所で殺害される(2017年4月5日)

イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(4月5日付)によると、シャーム解放機構、イッザ軍などとハマー県北部での戦闘などで共闘するイドリブ自由軍の司令官、アリー・サマーヒー大佐が県南部のハーン・スブル村近郊にあるシャーム解 … Read More

YPG主体のシリア民主軍はダーイシュの拠点都市タブカ市を完全包囲(2017年4月5日)

ラッカ県では、クッルナー・シュラカー(4月5日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がダーイシュ(イスラーム国)の拠点都市の一つタブカ市を完全包囲したと発表した。 … Read More

ロシア軍はイドリブ県ハーン・シャイフーン市を爆撃(2017年4月5日)

イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(4月5日付)によると、ロシア軍がハーン・シャイフーン市に対して空爆を実施した。 一方、SANA(4月5日付)によると、包囲下のフーア市をシャーム解放機構が砲撃し、2人が負傷した。 … Read More

米主導の有志連合は4月4日、ダイル・ザウル県各所を中心に15回の爆撃を実施(2017年4月5日)

米中央軍(CENTCOM)は、4月4日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。 それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して26回の空爆を実施、このうちシリア領内 … Read More

英仏EU外相はハーン・シャイフーン市での化学兵器による攻撃を非難、アサド政権の責任を追及(2017年4月4日)

フランスのジャン=マルク・エロー外務大臣は声明で「化学兵器の使用は…受け入れられない違反行為で、シリア国民が長年にわたり晒されている蛮行が改めて明らかになった」と非難し、国連安保理に対して事態に対処するための緊急会合を開 … Read More

トルコ大統領府報道官「国際社会は今後、シリアで6年以上続いている虐殺に対処するための必要な措置をとるべきだ」(2017年4月4日)

トルコのイブラヒム・カリン大統領府報道官は声明で、「女性や子供を含む多くの民間人を殺してきたアサド政権が停戦に違反し、シリア危機を解決するための政治プロセスを反故にした」と批判したうえで、「国際社会は今後、シリアで6年以 … Read More

トランプ米大統領「アサド政権による化学兵器使用はオバマ前政権の弱さや容認姿勢の結果」(2017年4月4日)

ドナルド・トランプ米大統領は、イドリブ県ハーン・シャイフーン市に対する空爆でシリア軍(ないしはロシア軍)が化学兵器を使用したとされる事件に関して以下のような報道声明を発表した。 「今日(4日)にシリアで、女性や子供を含む … Read More

シリア国民連合、最高交渉委員会代表はハーン・シャイフーン市での化学兵器による攻撃を非難、国連での緊急協議を要請(2017年4月4日)

トルコのイスタンブールで活動するシリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、イドリブ県ハーン・シャイフーン市に対する空爆でシリア軍(ないしはロシア軍)が化学兵器を使用したとされる事件への関与に関して、国連安保理に対応を協議 … Read More

シリア軍、シリア外務省もハーン・シャイフーン市への化学兵器による攻撃への関与を全面否定、シリア国営テレビはテロ組織の毒ガス砲弾製造工場が爆発し被害が出たと報じる(2017年4月4日)

シリア軍武装部隊総司令部は声明を出し、イドリブ県ハーン・シャイフーン市に対する空爆でシリア軍(ないしはロシア軍)が化学兵器を使用したとされる事件に関して、「いかなる化学兵器、有毒ガス兵器も保有していないし、過去に使用した … Read More

イドリブ県南部のハーン・シャイフーン市でサリン・ガスと思われる有毒ガスが使用され、女性・子供ら多数が死亡(2017年4月4日)

イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(4月4日付)、ARA News(4月4日付)などによると、シャーム自由人イスラーム運動などの反体制組織の拠点都市ハーン・シャイフーン市が早朝、3度にわたり空爆を受け、その直後、住民 … Read More

イドリブ県南部ハーン・シャイフーン市での化学兵器による攻撃の数時間後、ロシア軍は同県北部で爆撃を実施し、数十人死傷(2017年4月4日)

イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(4月4日付)によると、ロシア軍戦闘機がサルキーン市を空爆し、数十人が死傷した。 空爆は、イドリブ県ハーン・シャイフーン市で化学兵器が使用されたとされる事件の数時間後に行われたという … Read More

ハーン・シャイフーン市での化学兵器による攻撃に先立ち、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団はハマー県北部の要衝マアルダス村を奪還(2017年4月4日)

ハマー県では、クッルナー・シュラカー(4月4日付)によると、シャーム解放機構、イッザ軍、ナスル軍、ウズベク人、トルキスタン人、コーカサス人などからなる反体制武装集団が未明に、シリア軍によって再制圧されたマアルダス村を攻撃 … Read More

首都ダマスカス、アレッポ市西部郊外などがシャーム解放機構などの砲撃を受け、5人が死亡(2017年4月4日)

ダマスカス県では、SANA(4月4日付)によると、反体制武装集団が撃った迫撃砲弾がマッザ区、ファイハー地区、ハミーディーヤ市場一帯、ティジャーラ地区、ウマウィーイーン広場一帯に着弾し、女性1人が死亡、14人が負傷した。 … Read More

ダーイシュはラッカ県タブカ市一帯での戦闘でYPG主体のシリア民主軍拠点を無人航空機で爆撃(2017年4月4日)

ラッカ県では、ダーイシュ(イスラーム国)ラッカ州の広報局が、タブカ市西部のアブー・フライラ村にある西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の拠点に対して無人航空機で爆撃を行ったとす … Read More