中国はトルキスタン・イスラーム党に対する軍事作戦を支援するためシリア軍に最新鋭軍事機器を供与、イドリブ市にある新疆ウイグル自治区出身者の住居の近くで爆発が発生(2021年6月22日)

反体制派系サイトでシリア、イラク、レバノン情勢をフォローするフッル・ネット(6月22日付)は、シリア軍筋の話として、中国がイドリブ県やハマー県で活動を続ける新疆ウイグル自治区出身者(トルキスタン・イスラーム党)の戦闘員に対する軍事作戦を支援するため、シリア政府に軍事機器を供与したと伝えた。

ラウワード・アリーを名乗るシリア軍大尉は、フッル・ネットに対して「イドリブ県南部郊外とハマー県郊外のガーブ平原地方を包囲する第22師団と第3師団は、中国政府から高度な軍事機器を受け取った」と述べた。

アリー大尉によると、供与の目的は、ガーブ平原とイドリブ県山岳地帯を拠点とするウイグル人を標的とすることで、「高性能レーダーJY-27、電子戦用の機器や妨害装置が供与された」という。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ市では、新県知事公邸近くにある新疆ウイグル自治区出身者の住居の地下で爆発物が爆発し火災が発生、住民が避難を余儀なくされた。

AFP, June 22, 2021、ANHA, June 22, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 22, 2021、Reuters, June 22, 2021、SANA, June 22, 2021、SOHR, June 22, 2021などをもとに作成。

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ハサカ県で米軍ドローンが墜落、パトロール部隊が機体回収のため捜索活動を実施(2021年6月22日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米軍の無人偵察機(ドローン)がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるカーミシュリー市東のシャイバーニーヤ村一帯で故障し墜落した。

これを受けて、米軍パトロール部隊が墜落したドローンを回収するため、同地一帯で捜索活動を実施した。

AFP, June 22, 2021、ANHA, June 22, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 22, 2021、Reuters, June 22, 2021、SANA, June 22, 2021、SOHR, June 22, 2021などをもとに作成。

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シリア民主軍YATがダイル・ザウル県でダーイシュのメンバーと協力者17人を逮捕(2021年6月22日)

ダイル・ザウル県では、ANHA(6月21日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のテロ撲滅部隊(YAT)がダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるブサイラ市でダーイシュ(イスラーム国)摘発作戦を実施し、メンバーと協力者17人を逮捕した。

AFP, June 22, 2021、ANHA, June 22, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 22, 2021、Reuters, June 22, 2021、SANA, June 22, 2021、SOHR, June 22, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアレッポ県マンビジュ市一帯、タッル・リフアト市一帯、イドリブ県タッル・アブヤド市西を砲撃(2021年6月22日)

アレッポ県では、ANHA(6月21日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるマンビジュ市北東のサイヤーダ村、ダンダニーヤ村、ファーラート村、アサリーヤ村、ジャームースィーヤ村、アラブ・ハサン村、ムフスィンリー村、アウン・ダーダート村、大トゥーハール村、小トゥーハール村、ジャート村、フーシャリーヤ村などトルコ占領地との境界に位置するサールージュ村一帯を砲撃した。

これに対して、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するマンビジュ軍事評議会が応戦し、ヤーシリー村にあるトルコ軍の基地を砲撃するとともに、ハルーンジー村でシリア国民軍の車輌を攻撃、2輌を破壊した。

トルコ軍とシリア国民軍はまた、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のアイン・ダクナ村、マンナグ村を砲撃した。

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ラッカ県では、ANHA(6月21日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、占領下のタッル・アブヤド市西に位置するヒルバト・バカル村、アリーダ村、クール・ハサン村、スーファーン村、スライブ村、ラクラクーク村、ファルフーナ村を砲撃し、ファルフーナ村では17歳の青年が負傷した。

AFP, June 22, 2021、ANHA, June 22, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 22, 2021、Reuters, June 22, 2021、SANA, June 22, 2021、SOHR, June 22, 2021などをもとに作成。

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アサド大統領はロシアのボリソフ副首相を団長とする使節団と会談(2021年6月22日)

アサド大統領はロシアのユーリ・ボリソフ副首相を団長とする使節団と首都ダマスカスで会談した。

SANA(6月22日付)によると、会談では、経済、投資部門などにおける二国間関係の現状、エネルギー、テクノロジー、工業、農業分野における関係拡大などについて意見を交わした。

https://www.facebook.com/SyrianPresidency/posts/4321598947883904

AFP, June 22, 2021、ANHA, June 22, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 22, 2021、Reuters, June 22, 2021、SANA, June 22, 2021、SOHR, June 22, 2021などをもとに作成。

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外務在外居住者省は、シャーム解放機構がホワイト・ヘルメットとともに外国の指示と支援を受けてシリア軍による化学兵器攻撃を偽装しようとしていると非難(2021年6月22日)

外務在外居住者省は声明を出し、イドリブ県で活動する「テロ・グループ」が、米国や一部西欧諸国、そしてトルコ諜報機関の指示と支援を受けて、シリア軍による化学兵器攻撃を偽装とするための試みを繰り返していると発表した。

同声明が得た情報によると、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が、ホワイト・ヘルメットとともに、トルコとの国境に位置するイドリブ県のバーブ・ハワー国境通行所からトレーラーで塩素をシリア領内に持ち込み、イドリブ県のサルマダー市、アクラバート村を経由して、アティマ村に移送、同地の化学兵器製造工場に搬入したという。

https://www.facebook.com/Mofaexsy/posts/3021434564810317

AFP, June 22, 2021、ANHA, June 22, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 22, 2021、Reuters, June 22, 2021、SANA, June 22, 2021、SOHR, June 22, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で47人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で43人(2021年6月22日)

保健省は政府支配地域で新たに47人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者9人が完治し、3人が死亡したと発表した。

これにより、6月22日現在の同地での感染者数は計25,205人、うち死亡したのは1,851人、回復したのは21,756人となった。

SANA(6月22日付)が伝えた。

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反体制派系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で6月22日に新たに43人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、45人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡0人、イドリブ郡3人、ハーリム郡5人、アリーハー郡0人、アレッポ県スィムアーン山郡1人、ジャラーブルス郡5人、バーブ郡15人、アフリーン郡7人、アアザーズ郡7人。

これにより、同地での感染者数は計25,308人、うち回復したのは22,169人、死亡したのは707人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1604238256447726/

AFP, June 22, 2021、ACU, June 22, 2021、ANHA, June 22, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 22, 2021、Reuters, June 22, 2021、SANA, June 22, 2021、SOHR, June 22, 2021などをもとに作成。

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シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるイドリブ県マンタフ村を砲撃し女性1人死亡(2021年6月22日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のマンタフ村を砲撃し、女性1人が死亡、女児1人が負傷した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

シリア軍はまた、アリーハー村、フライフィル村、バーラ村、イフスィム町、カンスフラ村一帯、バイニーン村を砲撃した。

これに対して、「決戦」作戦司令室はシリア政府の支配下にあるマアーッラト・ムーハス村を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のヒルバト・ナークース村を砲撃した。

一方、SANA(6月22日付)によると、県北西部とイドリブ県南部に展開する「テロ組織」が、政府支配下のジューリーン村の住居複数棟に対して砲撃を行った。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるトルコマン山地方のトゥッファーヒーヤ村一帯を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を38件(イドリブ県21件、ラタキア県6件、アレッポ県3件、ハマー県8件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は31件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を28件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, June 22, 2021、ANHA, June 22, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 22, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, June 22, 2021、Reuters, June 22, 2021、SANA, June 22, 2021、SOHR, June 22, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民304人と国内避難民(IDPs)313人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は677,145人、2019年以降帰還したIDPsは90,157人に(2021年6月22日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(6月22日付)を公開し、6月21日に難民304人(うち女性92人、子供155人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民304人(うち女性92人、子供155人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は677,145人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者281,897人(うち女性84,726人、子ども143,494人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,762,712人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は906,425人(うち女性272,002人、子供461,985人)となった。

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一方、国内避難民313人が新たに帰宅した。

ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由して帰宅したのは313人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは0人、イドリブ県の「緊張緩和地帯」から帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は90,157人(うち女性33,586人、子供32,255人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,358,753人(うち女性416,145人、子供676,021人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, June 22, 2021をもとに作成。

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